【関連写真】滝沢カレンの“唯一無二”の出産報告
8月4日、滝沢はInstagramで小さな子どもの足の写真を添えて、「この世界にこの私の目の前に、新しい家族が訪れましたことをご報告します。みんなに聞こえるように生命のお印を耳が強く記憶しています。ようやく思いを声に乗せられたあの瞬間はわたしにとっても限りない宝の音色になりました」と第一子の誕生を報告。
続けて「約10ヶ月間暗い場所に、長い間、同じ体勢で、誰に相談するわけでもなく一人で黙々と成長していてくれたんだと思うと、尊さと神秘を感じました。記憶はなくとも自分にも33年前こんな数ヶ月間があっただなんて、つくづく不思議です」としたうえで、「小さな部屋でうずくまっていた分、もう好きなだけ身体を動かし声を張り上げてほしいです」などと我が子に呼びかけた。
この詩的な表現に対して、ネット上では「テレビでは独特な言葉選びや天然キャラとして活躍されていますが、このコメントを見てとても感動しました。きっとよいお母さんになるでしょうね」「産声を『限りない宝の音色』と表現されたことには、深い愛を感じ、胸が熱くなりました」「『好きなだけ身体を動かし声を張り上げてほしい』素敵なお母さんだね。本当にそうだよね」などと称賛の声が続出している。
滝沢といえば、ヘンテコな日本語と天然キャラでバラエティを中心にブレイクしたが、近年はただ面白いだけではない「言葉選びのセンスのよさ」「表現の美しさ」が話題に。
2022年にSNSで結婚を発表した際には、お相手について「記憶をほとんどその日に置いてくる私ですが、出会ったときの季節、景色を今でも思い出せます。それは私の見ている景色をいつもより色とりどりにしてくれる人でした」「そんな人に私は人生の冒険相手として道を彩ってもらいたいなと思いました」などと表現した。
決して難しい言葉は使わず、独自の感性で素直に喜びを表現する美しい文章をつむいでおり、このころからワードセンスの見事さが際立っていた。
滝沢は2017年ごろから、タレントの特徴を「四字熟語」で表現するという独自のネタを披露。東野幸治を「薄情大王」、出川哲朗を「職業激痛」、遠藤憲一を「存在強烈」、高畑充希を「目鼻口近」、綾瀬はるかを「美白無敵」、相葉雅紀を「馬鹿脱皮」、櫻井翔を「服装迷走」、久本雅美を「無駄美人」などと表現し、有吉弘行のあだ名芸に匹敵するセンスが絶賛された。このセンスがさらに磨かれ、独特の文章表現にたどり着いたとの見方があるようだ。
今回の出産報告の文章にも絶賛の声が集まり、好感度がこれまで以上に高まっているが、これによって業界内では「近いうちにトップクラスのママタレになる」との見方が浮上している。
ママタレ業界は競争が激しいが、トップクラスは辻希美、藤本美貴の2強が圧倒的。女優系では北川景子、杏、上戸彩、仲里依紗が大きな支持を集め、ある意味で固定化されている。実際、オリコンが発表する「好きなママタレント」ランキングなどでも、上位の顔ぶれは毎年ほとんど変わらない状況だ。
この強力メンバーの中で新勢力が上位に食い込んでいくのは容易ではないが、滝沢の高い好感度と支持は、トップ級のママタレたちと比べてもまったく引けを取らない。
滝沢には「他のママタレとキャラがかぶっていない」という強みがあり、前述したように「独特の世界観とワードセンス」という彼女にしかない魅力もある。そうした要素を踏まえて、ママタレ界の新星として早くも業界の期待を集めているのだ。
結婚や出産の喜びを非凡なワードセンスで美しく表現した彼女が、子育てをどのように語るのかも興味深い。
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