【写真】歌舞伎町を舞台に繰り広げられる映画『ミーツ・ザ・ワールド』場面写真【13点】
本作は歌舞伎町を舞台に、擬人化焼肉漫画「ミート・イズ・マイン」をこよなく愛するも自分のことは好きになれない27歳の由嘉里(杉咲花)の新たな世界との出会いが描かれる。
また、由嘉里が出会う歌舞伎町の住人たちには個性豊かな俳優陣が集結。希死念慮を抱えた美しいキャバ嬢・ライ役には南琴奈。既婚者で不特定多数から愛されたいホスト・アサヒ役には板垣李光人。人が死ぬ話ばかりを書いている毒舌な作家・ユキ役には、蒼井優。すべての人を受け入れる歌舞伎町に寄り添うBAR「寂寥」店主・オシン役を、渋川清彦が務める。
今回解禁された場面写真には、歌舞伎町という未知の世界で出会った、考え方も生き方も、何もかもが違う、交わることのなかった人たちと出会いが切り取られている。
キャバ嬢のライ(南)、ホストのアサヒ(板垣)と夜の歌舞伎町を笑顔で歩くカットや、散らかったライの部屋で大好きな擬人化焼肉漫画「ミート・イズ・マイン」のアクリルスタンドをぼんやり眺めるカット、アサヒと推しカプのぬいぐるみを真剣な眼差しで見つめるカット、同僚を引き連れたアサヒに店外から声をかけられて戸惑うカットがあると思えば、合コンで出会った奥山譲(くるま(令和ロマン))との焼肉デートも。
そして、ライとアサヒに連れられて足を踏み入れた BAR「寂寥(せきりょう)」で出会う毒舌な作家・ユキ(蒼井優)と街に寄り添うマスター・オシンとの姿も。人生の先輩のような二人と一緒にいる由嘉里はどこか落ち着いた雰囲気をまとっている。
さらに、由嘉里がオタク友達と「ミート・イズ・マイン」の推し活を全力で楽しんでいるカット、反対に敬遠する母親(筒井真理子)との関係性が垣間見えるカットも。
い。
等身大の主人公を演じる杉咲は、脚本の打ち合わせ段階から本作に参加し、その並々ならぬ熱意で プロデューサー陣を驚かせたという。60~70ページに及ぶ台本と原作小説のほぼ全てのページに付箋が貼られており、「小説のこのセリフはなぜなくなったのか、台本のこのセリフはどう生まれたのか」といった細部に関して様々な質問が飛んだそう。プロデューサー視点も併せ持つ杉咲が演じ切った由嘉里を、ぜひ劇場で見届けていただきたい。
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