【写真】浴衣姿で日本舞踊と剣殺陣に挑戦したすみれおじさん、ほか講座の様子【23点】
総合芸術学校『エンドレス・アカデミー』は2.5次元舞台『東京リベンジャーズ』や『ブルーロック』シリーズなどを手掛けるOffice ENDLESSがプロデュースしており、今年4月に開校したばかり。
役者から舞台スタッフまで現役のプロたちによる実践的指導を特徴とすしており、研修名目で仕事の斡旋などもサポートする理想的なソリューションを提供している。
同日おこなわれた特別講座は日本舞踊・藤間流勘右衞門派師範の藤間京之助氏と、舞台『桃源暗鬼』『「チェンソーマン」ザ・ステージ』、『刀剣乱舞』綺伝 いくさ世の徒花などに出演し、舞台『地獄楽』ではアクション振付も手がけた船木政秀が指導を担当した。
午前の日本舞踊では、振り付けを見ながらの実践形式に「ついていくのがやっとだった」と苦笑いのすみれおじさん。しかし藤間氏の丁寧な指導で「教え方が上手くて、意外と踊れた自分に驚いた」と表情が変わった。
さらに興味深い発見があった。「歌舞伎についても教えていただいたんですが『見得を切る』という文化が中国武術と似ていてびっくり」。異なる文化圏で育まれた表現技法に共通点を見つけた瞬間だった。
エンドレス・アカデミー講師で元宝塚歌劇団出身の女優・花奈澪氏との再会もあった。花奈とは過去に現場をともにしたこともある仲で「すみおじの浴衣可愛い」と和やかな雰囲気も見られた。
すみれおじさんも「役者としての動きとモデルとしてのポージングについても勉強させてもらった。特に着物を綺麗に見せる所作はイベントでの動きにも使えそう」と満足げな表情を見せた。
午後の殺陣では、木刀の重さに体が振り回される場面も見られたが、ウレタン製の剣に持ち替えると中国武術で培った剣回しの技を披露。
参加者は一般客や在校生のほか、俳優事務所関係者、ゼロイチファミリア所属タレント・安達まいも含め19名が参加。安達はアクション初体験ながら終始笑顔で楽しんでおり、同校の和やかで学びやすい雰囲気を物語っていた。
『エンドレス・アカデミー』では不定期で公開講座も開催されている。今後、2.5次元舞台の技術を目の当たりにできる貴重な場となりそうだ。
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