【写真】田村真子1stフォトエッセイ、掲載カット&撮り下ろしカット【9点】
カルチャー誌「Quick Japan」と同誌の公式ウェブメディア「QJWeb」に毎月掲載されてきた連載エッセイに新たな書き下ろしエッセイと書籍オリジナルコンテンツを加えた一冊に。最初は自分のことだけを書いていくことに不安もあったようだ。
「番組とか仕事の面だけではなく、私生活のことや私自身のことに関することを書いてもらいたいと担当の方に言ってもらったので、『どうしよう。ちゃんと書けるかな』と思いました。読んでいただく方にちゃんと興味を持ってもらわなければいけないので、不安もあるし、本となるとお金を出して買っていただければいけないので。お金を払うに値する文章を書けるかどうかというプレッシャーがすごくありました」
周囲の人に面白いねと言ってもらうことで少しずつ自信を深めていった田村アナ。普段は『ラヴィット!』などでカメラの前に立って喋るが、文章で表現する方が得意だとも感じたようだ。
「自分の考えていることを言葉で伝えるのはあまり得意ではなくて。放送でもワンショットで抜かれてなにか言わなきゃいけないというのは苦手なんです。そう思うと、文章の方がちゃんと自分で言葉を吟味して書き上げられるので、文章で表現する方が好きかもしれないです(笑)」
MCの麒麟・川島明が帯も担当しているこの一冊。田村は、直近で書籍を出版したおいでやす小田にも「小田さんは『自分で書いたん?すごいな』と褒めてくれたので、私がどれくらいの文章を書いたのかは見ていただきたい」としつつ、読んでほしくない人には相席スタートの山添寛の名前を挙げて笑わせた。
「私の頭の中のこととかが書いてあるので、『そんな考えるタイプやったんや』とか言われそうだなって(笑)。
最後に、「社会人になった頃の話や葛藤があった時期のことも書いています」とし、自身と同年代の多くの人に読まれることを願った。
「私と同い年ぐらいだったり、働き始めたぐらいの方に読んでもらえると、自分だけじゃないんだと思ってもらえるかと思います。社会人としてはまだまだなので、自分に近い人に共感してもらえたらいいですね」
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