今田美桜がヒロインを務めるNHK連続テレビ小説『あんぱん』(総合・月曜~土曜8時ほか)第105回が22日(金)に放送された。

【写真】ついにアンパンマンの原型が登場『あんぱん』第105回【5点】

第105回には、ついに「アンパンマン」の原型となるキャラクターが登場。
のぶ(今田美桜)が家出し、一人になった嵩(北村匠海)は、久しぶりに漫画を描こうと思いつく。頭に浮かんできたのは、子どもの頃、焼きたてのあんぱんをくれたヤムおじさん(阿部サダヲ)の姿だった。

ヤムおじさんのことを思い浮かべながら鉛筆を走らせ、完成したのは「太ったおじさん」のキャラクター。丸い顔に丸い鼻、丸いお腹が特徴で、両手にはあんぱんが握らされている。アンパンマンにもジャムおじさんにも見えるこのキャラクターが、後に嵩の人生を大きく変えることになるのだ。

その後、久しぶりに家に帰ってきたのぶは「自分は何者にもなれなかった」と、溜め込んでいた思いを口にする。なかでも印象的だったのは「嵩さんの、赤ちゃんを産むこともできんかった」という一言だ。のぶ自身も子どもが好きだったからこそ、子どもに恵まれなかったことを辛く思っていたのだろう。嵩は涙するのぶに、「僕たち夫婦はこれでいいんだよ」と温かい言葉をかけた。

のぶと嵩が仲直りし、アンパンマンの原型も登場した第105回。SNSでは「アンパンマンの原型出来たーー!!胸熱」「初代アンパンマンはヤムさんそのものだな」「太ったおじさん、ヤムおじさん味めっちゃ感じる」の声や、「ヤムおんちゃんはどうしているんでしょうね…」と、ヤムおじさんの消息を心配する声も寄せられていた。

次週は第22週「愛するカタチ」が放送される。


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