元テレビ朝日社員の玉川徹氏が8月22日、コメンテーターを務める情報番組『羽鳥慎一モーニングショー』(同局系)に出演し、日本人が抱える最も大きな不満について、持論を展開した。

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この日の放送では、世界的に広がる「自国ファースト」の動きを特集。
日本でも先の参院選で自国ファーストを掲げる政党が躍進したが、日本人の不満のはけ口が外国人などに向けたことが大きな要因だと玉川氏は主張した。

その日本人の不満について、玉川氏は「きっと日本の中でも不満の一番大きな部分は〝私はなんとなく不公平で満たされない〟ということだと思う。特に経済的にね。一生懸命努力しているのはみんな一緒だけど、なぜかお金を持っている人はお金を持っていて、私は持っていない、というところです」と分析した。

続けて「これは富の偏在の問題であるし、階層の固定化の問題なんですよね。やっぱり、親が金持ちだったら子供も金持ちになりやすいという状況が日本でも生まれている。だから、貧しい家庭に生まれて豊かになるのはなかなか難しい国に日本はなっちゃった。これをどうにかするというのが一番大事なのであって、その不満を全く違うところに向けても意味がないんですよ。そこなんです」と見解を示した。

玉川氏の意見について、ネット上では《玉川氏、いいこと言うなぁ。外国人を攻撃しても無意味、本質は国内の格差社会にある。本当だよな》と肯定するコメントが寄せられる一方で、《豊かな玉川が何を言っても響かんな》《持っている側の玉川某が何か言っています》といった皮肉も見られた。


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