【写真】ミス東大・ミスオブミスのWグランプリ受賞、ミス東大・神谷明采【4点】
――さまざまなメディアで活躍されていますが、芸能界はどんな世界ですか?以前「芸能界は東大入試より100倍難しい」と言われているのを拝見したことがあります。
神谷 本当にそう思っています。東大には、毎年コンスタントに3000人が入学していますが、毎年3000人もテレビで活躍するスターが生まれるなんて、ありえないじゃないですか。そもそもの確率論からして、比較にならないくらい厳しい世界です。芸能界は「努力でどうにかならない世界」でした。
――どういった経験から、そのように感じたのでしょうか。
神谷 最も辛かったのは、自分の実力不足が大勢の人の前で露呈する瞬間です。例えば、以前ある情報番組にコメンテーターとして出演させていただいたとき、たった5人で2時間生放送という逃げ場がない中、司会の方から「どう思いますか?」と話を振られても、「どう思う……?何も思わない……」って頭が真っ白になってしまって。「もうダメだ」って思いましたね(苦笑)。圧倒的な実力不足で徐々に話が振られなくなり、カメラを向けられなくなっていることは、自分自身が1番わかります。グラビアよりも、よっぽど辛いです。
――そんな厳しい芸能界で、恩人だと感じる方はいらっしゃいますか?
神谷 シソンヌの長谷川(忍)さんです!何度助けていただいたことか……。私がうまく返せなくて困っていると、長谷川さんがすかさずいじって、私を笑いの的にしてくれるんです。私が何か面白いことを言ったわけではなく、長谷川さんが私を使って笑いを作ってくれる。そのおかげで、私の心が何度救われたかわかりません。
――いじられることに抵抗はないですか?人によっては嫌だと感じる方もいると思います。
神谷 「そういういじりはやめてください」なんて言ったら、その場にいる私の価値はゼロになるじゃないですか。プライドが邪魔して何もできなくなったら、そもそも呼ばれた意味がなくなってしまいます。
――「東大生なのにバカだな」といじられても?
神谷 事実として(お笑いの世界では)バカなので(笑)。勉強はやるかやらないかの世界であって、芸人さんの世界に一歩足を踏み入れた途端、私の学歴なんて何の価値もないんです。それに、もともと女子校育ちで、かわいい子ぶるより笑いを取った者が勝つ、という環境で育ってきたので、その素地もあるのかもしれません。
――芸能界を経験した今、ご自身のキャリアをどう考えていますか?
神谷 芸能界はすごく楽しいですし、第一線で活躍されている方々とご一緒できたのは、本当に貴重な経験でした。でも同時に、自分には才能がないこと、努力の仕方がわからないこと、そして、自分の能力を最大限に活かせる場所はここではないんだということに気づくことができました。
――活躍できるステージに移られるということですね。
神谷 はい。もう25歳です。次から次へと、若くてかわいくて頭のいい人たちが出てきます。大学を卒業して「現役東大生」という肩書きがなくなった今、私が戦える場所はどこにもないな、と思ってしまったんです。
――それが、この秋からのパリ留学に繋がるのですね。
神谷 そうです。大学でイノベーションの重要性を学んだので、その本場である海外のビジネススクールで学びたいと思いました。英語力ももっと向上させたいですし、日本の外に出て、自分の価値観をアップデートしたい。「こんなちっぽけな日本だけで生きていてどうするんだ」という気持ちもあります。
――留学後のプランは?
神谷 まだ決まっていませんが、今まさに就職活動中です。
――活動拠点は日本を考えているんですか?
神谷 日本に戻って、外資系の企業で働きたいと考えています。語学の壁は大きいですが、海外に行く機会も多いと思うので、そこでまた揉まれてきたいです。
――では、芸能活動はもう辞めてしまうのでしょうか。
神谷 いえ、続けたいです!お仕事をいただける限りは、全力でやらせていただきたいと思っています。
――これからも応援しています。最後に、今後の目標を教えてくだしさい。
神谷 常に新しいことを学んで、新しい世界を見て、自分を更新し続けていきたい。死ぬまで成長し続けたいと思っています。
▽神谷明采
2000年4月19日生まれ、埼玉県出身。東京大学在学中の2020年に「ミス東大」、翌年「ミス・オブ・ミス」グランプリを受賞し注目を集める。
公式Instagram
https://www.instagram.com/asa_kamiya
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