タレントの磯山さやかが、デビュー25周年を記念した写真集を10月22日にリリースする。先日、ビキニ姿で週刊誌『FRIDAY』(講談社)の表紙を8年ぶりに飾ったことも話題になり、現在41歳にしてグラビアアイドルとして「現役」であることを証明している。


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磯山に限らず、近年はアラフォーを超えてもグラビアで活躍している女性タレントたちが一定の支持を得ているが、その人気の理由を解き明かしてみたい。

磯山は8月15日、自身のSNSで「この度、磯山さやか デビュー25周年となる10月22日、最新写真集を発売することになりました!最高な一冊に!よろしくお願いします!」と発表。同時にビキニ姿で満面の笑みを浮かべる先行カットなどを公開した。

『FRIDAY』では表紙に加え、艶っぽい先行カットを10ページにわたり掲載。「可愛くて色っぽい、永遠のヴィーナス」と紹介され、旬のグラドルたちに負けない現役ぶりを見せつけている。

磯山は2000年にデビューし、グラビアで人気に火が付くとバラエティなどにも進出。親しみやすいキャラクターもあいまって長年にわたりファンに愛され続けている。

近年はアラフォーになっても衰えない美貌と“マシュマロボディ”が女性からも注目され、美容誌などで美の秘訣を語ることが増えた。7月に公開されたインタビュー動画では「美容医療にお金をなるべくかけず、自然体なケアを意識しているんです。塗るものや食べるものなど、毎日のセルフケアから自分に合ったやり方でお肌を整えたい」などと告白。過剰に若作りするのではなく、ナチュラルに自分を輝かせるという姿勢が共感を呼んでいる。

また、最近は「健康体型」「標準体型」といったワードがSNSで流行し、無理なダイエットなどをしない健康的なスタイルが再評価されている。
ぽっちゃり体型、マシュマロボディを武器に人気を得てきた磯山は、その先駆者ともいえる。

今回の写真集に加え、12月5日には「豪華版」もリリースされる予定で、出版社が一定以上の売り上げを見込んでいることがうかがえる。

磯山だけでなく、現在のグラビア界では多くのアラフォー以上の女性タレントが活躍中だ。

磯山とほぼ同時期にデビューした熊田曜子は、現在43歳で3児のママとなった現在もグラビアを継続。ポールダンスで鍛えた「腹筋バキバキ」の美ボディはむしろ若いころよりも磨きがかかっており、進化した美貌でファンを魅了している。イメージDVDのリリース数は80作近くという驚異的な数字に達しており、現役にして「レジェンド」の一人に数えられる存在だ。

元チェキッ娘で「崖っぷちアイドル」として知られた熊切あさ美は、30歳ごろにグラビアから離れたが、アラフォーになってから復帰。復活グラビアをきっかけにバラエティなどで露出を増やして再ブレイクした。現在45歳となったがグラビア活動は継続しており、今年4月には『FLASH』(光文社)で13年ぶりの撮り下ろしグラビアを披露して反響を呼んだ。

2003年デビューで現在40歳の花井美理は、今年5月に約20年ぶりとなる紙の写真集『Legendary』(講談社)を発売。かわいらしいルックスとJカップのバストでグラビア界を席巻した彼女が、変わらぬスタイルを見せつけて話題となった。

現役最年長クラスとしては、元シェイプUPガールズで現在57歳の中島史恵がいる。
シェイプUPガールズとして活躍していたのは90年代だが、そのころと比べても遜色ないプロポーションを維持。昨年12月には、最新DVD『fumie56』をリリースし、水着やランジェリー姿を披露。「グラビアは60歳までやりたい」と、還暦までの現役継続を宣言している。

このほかにも、現在50歳で「最高の熟女」と称される沢地優佳や、2023年にシングルマザーとなった現在44歳の華彩なな、元日本テレビアナウンサーで現在45歳の脊山麻理子ら、40代以上になってもグラビア界で活躍しているケースは多々ある。

10代~20代が主役だったグラビア界だが、なぜ40代以上がもてはやされるようになったのか。その背景には美魔女ブームに象徴される、年齢を重ねても美を維持する女性の増加がある。これにより「グラビアは若い女性の舞台」という固定観念が崩れ、大人世代の需要が高まった。

業界関係者によれば、もう一つの要因は「表現の幅と色気」。若手グラドルが定番の「ビキニで笑顔」に収まりがちなのに対し、40代以上はいろんなシチュエーションで幅広い表現ができる。年齢を重ねたからこそにじみ出る大人の色香が強力な武器になっているのだ。

好きなグラドルが長く活躍してくれるのはファンにとってもうれしい。グラビア界では今後さらに「年齢の壁」を飛び越えていく女性タレントが増加しそうだ。


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