フリーアナウンサーの古舘伊知郎が8月27日、YouTubeチャンネルのショート動画を公開し、先の参院選で争点となった給付金や消費減税について不満を爆発させた。

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古舘は開口一番、「選挙でだまされたな」と語り、「だけど、政治家の手口を知っている俺がだまされているんだから、俺がバカだってこと」と続けた。


話は本題へと入り、「与党案でずっと選挙のときにあった、評判の悪かった2万円給付。子どもがいる家庭、苦しい家庭にはさらなる2万円で4万円だっていう。バラマキだとして、あまり評判良くなかったよ。それが選挙が済んだらあれをやめて、今度は本当に困窮家庭にだけ配るようにしますか?と観測気球を上げてメディアに書かせて“やめちゃっていいかな?”モードに入っている。どこまで二転三転するんだ与党も、という話」と与党の物価高対策に不満を漏らした。

批判の矛先は野党にも向けられた。古舘は「国民民主党の玉木さん、好きだったんだけどね。だんだん嫌いになってるんだよ。何なんだよ、トランプと同じくらいコロコロ変わるよな」と切り出し、「(玉木氏が)物価高対策と景気対策は違うんですよ。物価高対策は苦しいんだから“178万円の壁”でやって、そこまでは達成できてなくても、年末調整で控除という形で戻ってくるんだから、これが物価高対策です」と話していると説明。「“所得を増やせ”と言っていたのに、“控除を上げる”という話に変わっちゃっているわけだよ」と不満をあらわにした。

さらに「(玉木氏が)景気対策として、トランプ関税の影響がじわじわ出てきたタイミングを見て、しかるべきときに消費減税をすべきだと言っていたが、急に“今年やるなんて話は言ってない”みたいな話になっていて。
私はもう玉木さんだか、トランプさんだか、見分けがつかなくなっちゃった。みんな、どう思う?」と疑問を投げかけた。

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