【写真】1st写真集『夢なら醒める菜』を発売した西野夢菜の撮り下ろしカット【8点】
──グラビア以外に、お芝居のお仕事もされていますよね。
西野 どっちもやりたい、というのが正直なところですね。もともとお芝居にずっと興味があったんですが、グラビアを2年やって、写真集を出して、「やっぱりグラビアもまだまだやりたいな」と思ったんです。1st写真集が決まったら「グラビアでやりたいことを達成できた!」と思うのかもしれない、という気持ちも少しありましたが、それ以上に「もっとやりたい」という気持ちの方が強かった。お芝居ももちろん頑張りたいですが、だからといって、グラビア活動が落ち着くということでもなく、ずっと力を入れて突き詰めたいなと思っています。
──グラビア活動の魅力は何だと思いますか?
西野 見てくれる人、好きになってくれる人がいるから成り立つ仕事だと思うんですが、自分はグラビアを始めたおかげで自分のことが好きになれたんです。自分を磨ける仕事だなと思います。
──始める前と後で、ご自身の変化を実感しますか?
西野 全然違いますね。内面が変わって、自己肯定感がめちゃくちゃ上がりました。自己肯定感が上がったから、他の人と比べることがなくなったんです。
──芸能界では同じフィールドで頑張っている人がたくさんいて、むしろ自信を失う人もいるように感じます。
西野 それもありましたが、ファンの人から「可愛い」とコメントをもらったり、定期的にお仕事をいただけたり、写真集になったりと、頑張って自分磨きをした結果が実際に現れたことが、私はすごく自信になったんです。自分に自信がついたことで、「もっと頑張ろう」と思えて、周りと比べないようになりました。「この人可愛いな」「めっちゃ綺麗だな」「スタイルすごいな」と他の人を見て思うことはありますが、だからといって、それで「自分は全然ダメなんだな」とはならないんです。この人にはこの人の良さがある、じゃあ私は私の良さを磨こう、という気持ちに方向転換できました。
──芸能界入りのきっかけはスカウトだったということですが、もともと芸能界に興味があったんですか?
西野 興味はありましたが、すごくネガティブで自分に自信がなくて、コンプレックスがいっぱいだったので「どうせ私なんて」という感じでした。スカウトしていただいて勇気を出して入ってみて、グラビアをやることになっても「私なんて誰が見るの?」と思っていたんですが、デビューした時に良い反響ばかりいただけたのが大きかった。「こんなに肯定してもらえるんだ」「じゃあもっと」と思えたんです。
──バラエティやお芝居など、カメラの前でのお仕事はいかがですか?
西野 全部新鮮で楽しいです。初めて地上波のバラエティに出た時は、普段は緊張しないほうなのに、ありえないくらい緊張しちゃいました。手汗をめちゃくちゃかいて、すごくそわそわしたんですが、それも1つの経験だなと思いました。オンエアを見てめちゃくちゃ反省会をしましたが、それでも楽しかったです。お芝居も、普段生きていたらできるはずのないことができる、ということにすごくやりがいを感じるし、まだまだ色々なことをやってみたいと思っています。
──出演してみたい番組はありますか?
西野 『踊る!さんま御殿!!』(日本テレビ)です。バラエティ番組の登竜門と聞くので、いかに爪痕を残せるのか、出てみたいです。お笑いが好きで、『ゴッドタン』(テレビ東京)やYouTubeの『佐久間宣行のNOBROCK TV』チャンネルに出演させていただいた時もすごく楽しかったので、また何か別の企画で出られたら嬉しいなと思います。ゴールデンタイムの地上波ドラマや、ミュージックビデオにも出てみたいです。
──『踊る!さんま御殿!!』で話せるような鉄板ネタはありますか?
西野 えー!幼少期のおてんばな話とかですかね。小学生の低学年の頃、ブランコが大好きで、調子に乗ってエビ反りしていたんです。ブランコが上にグワーンって行く時に、めっちゃ反って、戻った瞬間に反りすぎていて、地面におでこを思いっきりぶつけて、ザザザーッて、全部擦りむいたんです。血を垂らしながら保健室に行って、めちゃくちゃ怒られました(笑)。
──かなり痛そうな話ですね…。では、今作で写真集発売の“夢”を叶えた西野さんですが、次に掲げる夢はなんですか。
西野 1st写真集を出せるって、当たり前じゃないし、本当にすごいことだと思うんです。でも、自分の中でそれで終わりたくない。
──今回は関東で撮影されたということですが、2nd写真集はどこで撮影してみたいですか。
西野 まだ一度も海外に行ったことがないので海外で撮影してみたい気持ちもありますが、自分は日本が似合うと思うんです。だから京都に行ってみるとか。和室っぽいところで撮ってみたり、温泉のカットがあったりと、日本っぽいところで撮りつつ、1st写真集よりも大人っぽさや色っぽさを出せたらいいなと思っています。
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