【写真】本田真凜の撮り下ろしカット&1st写真集『MARIN』カット【14点】
――写真集を出すのが目標の一つだったそうですが、撮影に向けて、どんな準備をされましたか。
本田 競技引退後も筋トレは続けていて、いろいろなトレーニングをしているんですが、写真集のために、おなかの筋肉をつけることを意識しました。撮影の3週間ぐらい前から、なるべく外食は避けて、自炊を心がけつつ、一日300回を目標に、ひたすら腹筋をやっていました。シックスパックというよりは、縦にラインの入った腹筋に憧れていたのですが、ムキムキなカットもあるので注目してください。ただ撮影初日の夜、台湾の小籠包がおいしすぎて40個ぐらい食べちゃったんです。なので、途中から小籠包ボディになっています(笑)。
——競技時代とはボディメイクの方向性も違ったのでしょうか。
本田 競技のときはムキムキになるというよりも、どうやったら体のラインが綺麗に見えるかを意識していました。でも今回はアスリートらしいかっこいい体を目標に、部分的に鍛えるということを初めてやって、腹筋を続けました。最初は300回もできなかったんですが、どんどん回数が伸びていく過程も面白かったです。
――初の写真集ということで、参考にしたものはあったのでしょうか。
本田 女優さんの写真集をたくさん拝見させていただきました。おしゃれな内容だったり、彼女とデートしているような構成だったり、旅を一緒にしているようなイメージのものだったり。それぞれ作品として、いろんな方向性があるんですよね。その中から、自分だったらこうしたいというものを参考にして、「こんな写真を撮りたいです」とリクエストさせていただきました。
――写真集のテーマや、ご自身がこだわった点などがあれば教えてください。
本田 最初に決めたことが、タイトルを大文字の「MARIN」にしたいということ。私の誕生日が8月21日で、真凜という名前にも海や夏のイメージがあるので、真夏をテーマにした写真集にしたいということでした。冬の競技をしているので、普段は氷上にいることが多いのですが、今回は水を活かした撮影も素敵じゃないかと思って、いろいろご相談させていただきました。
――スケート中も多彩な表情を意識しているかと思いますが、写真集の撮影で何か違いはありましたか。
本田 小さい頃から、テレビに映っている自分だったり、映像で試合を見返したり、自分の姿を客観的に見ることに慣れていました。なので、どういう風にしたら、どう見えるかは理解しているほうだと思います。今回の撮影も、写真集を見てくださる方を想定して、どんな風に写ればいいのか考えながら、カメラに向かって表情を作るのは、スケートと共通しているのかなと感じました。
――ポーズで戸惑うことは?
本田 体を使って表現するのが得意なので、ポーズに困ることはなかったです。カメラマンさんが的確に指示をしてくださるので、改めてプロはすごいなと思いました。
――撮影を担当した東 京祐さんはファッションや音楽を中心に活躍されている方で、写真集も数多く手がけられています。
本田 東さんの撮られた、いろんな写真を見させていただいて、エモい雰囲気のフィルムっぽい写真が素敵だなと思っていたので、お願いさせていただいたんですが、とても気さくな方で、リラックスして撮影に臨むことができました。
――ロケ地の台湾は、どのように決まったのでしょうか。
本田 撮影時期が4月上旬だったのですが、真夏の雰囲気にしたいということで、暖かい地域の場所を探して台湾になりました。小さい頃から、試合やアイスショーで5回くらい訪れている国なので、思い入れもあって、台湾で撮影できてうれしかったです。
――小籠包以外で印象的だった台湾グルメはありましたか。
本田 どれも美味しかったのですが、特に印象的だったのは夜市で食べた人生初のいちご飴です。というのも12歳のときに試合で台北に行ったのですが、一緒に行った子たちは夜市を楽しんだのに、私は行かなかったんです。今もそうなんですが、大人数で遊びに行くよりも、部屋に残ってアニメなどを見るのが好きなタイプなんですよね。ただ、夜市から帰って来た子たちから、口々に「楽しかった」「一緒に行けば良かったのに」と言われたのを覚えていて(笑)。
――特にお気に入りのカットを挙げていただけますか。
本田 赤いドレスのカットが、写真集全体を見たときに締まるなと感じてお気に入りです。強い女性を意識しながら撮影していただいたのですが、ちょっと背伸びした、大人っぽい雰囲気になったと思います。フィギュアの表現を取り入れたプールでの写真も好きですね。今回の写真集は何千枚という写真の中から選び抜いて。それでもスタッフさんが選びきれなくて、もともと128ページの予定だったのが、144ページに増やしてくださったんです。それもうれしかったですね。
――写真集について、ご家族の反応はいかがでしたか。
本田 すごく喜んでくれました。実は撮影で台湾にいるときから、妹の望結と紗来にはパソコンの画面を撮影した写真を送っていました。写真をセレクトしているときも、似ているカットを送って、「どっちがいいかな?」と聞いて、二人の意見も取り入れているんですよね。
――最後に改めて写真集の見どころをお聞かせください。
本田 最初で最後の写真集と思って撮影に臨んだのですが、今じゃなきゃ撮れないような、24歳の等身大の私が詰まった写真集になっています。プールだったり、バレエのスタジオだったり、こんな撮影がしたいという私からのリクエストもたくさん盛り込んでいただいたので、そのあたりにも注目してほしいです。
▽本田真凜1st写真集『MARIN』
造本/A4判 オールカラー144P
本体価格/2970円(税込)
発行/講談社
【電子限定カット付き】
ページ数/オールカラー144P+限定特典8P
価格/2970円(税込)
発行/講談社
【後編】『人生がガラッと変わった』本田真凜、プロ転向から俳優デビューまでの激動1年半