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この日のオープニングは、いつも通り「朝ドラ受け」。
大吉が「ショックだよね、誘われなかったら。飲み会に誘われなかっただけでも…」と言うと、華丸は「そうそう、人づてってのがまたね」と相槌。この日の『あんぱん』内で、漫画家仲間の世界旅行に嵩が誘われなかったことに同情したのだった。
『あんぱん』第112回。柳井嵩(北村匠海)は辛島健太郎(高橋文哉)から、嵩も所属している「独創漫画派」の仲間たちが、彼に声をかけずに世界旅行に出かけてしまったと聞かされ、「漫画家として認知されてないのかも」落ち込んでしまう。
「こんなことで落ち込む自分が情けないんだよ。漫画家としての信念があったら、仲間外れにされたくらいで落ち込まないから」と、妻ののぶ(今田美桜)にグチをこぼす嵩。漫画以外の仕事の依頼が多い一方、肝心の漫画はさっぱりで、どうしていいかわからないと迷う嵩を、のぶは外に連れ出すのだ。
鳥居までの急な階段を駆け出したのぶは、「たっすいがー(意気地なしの意)はいかん」と嵩を叱咤。「夢が見つかったら、思い切り走ったらえい。
このシーンを受けての「朝ドラ受け」だったが、3人の本当の関心は別にあったようで、「今日はほら…もう何ですか」と鈴木アナはそわそわ。すると大吉が「久しぶりの、今日の蘭子」と口にし、華丸も「雨と蘭子ね」とニヤリ。鈴木アナは「そして八木さん、やだ~、凄い素敵なシーン」と興奮を隠せない様子を見せた。
この日の放送で、八木信之介(妻夫木聡)は執筆した雑誌をなかなか取りに来ない朝田蘭子(河合優実)の部屋を訪ねる。引っ越しの準備で散らかる部屋に上がった八木は、蘭子にまた仕事を依頼しようとするが、蘭子は忙しさを理由に断ってしまうのだ。
雨が降り始める中、傘も持たずに去って行く八木を引き留めた蘭子が傘を渡す。八木は傘を持つ蘭子の手を握り、「じゃあ(傘は)借りるけど、今度はいつ会社に?」と問いかける。
「もう八木さんの会社には…いきません」と拒む蘭子に八木は、「なぜ? そんなこと言わないでくれ」と言葉を重ねる。見つめ合う2人…。するとここでカットが替わり、上から映した傘の中で動かない2人が映し出される。
このシーンについて、3人のトークが止まらなかった。華丸が「傘を渡した時に蘭子は、柄の部分をちょっと残した。そこを八木さん、こう来た」と、傘の柄を蘭子の手ごと握ったシーンを再現。すると鈴木アナも「その後、指でこう…見ました? なでなでしてた」と、八木が蘭子の手を指で優しく撫でる仕草を嬉しそうに再現するのだった。
「今日の八木さん」と表現する華丸に、大吉が「大事なところは上から(のカメラで)見せない」と重ね、鈴木アナは足をバタバタさせながら「あ~ドキドキする!」と声を弾ませたのだった。
このシーンは視聴者にも評判で、「朝からメロドラマ!」「蘭子と八木さん、上手くいってほしい」「傘の中はやっぱりキスシーン?」「指でなでなで…八木さんテクニシャンすぎる」といった反響が殺到したようだ。
蘭子と八木は、この先どうなるのだろうか。
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