女優の広瀬すずの「酒豪」ぶりが暴露され、清楚なイメージとのギャップが反響を呼んでいる。近年「若者のアルコール離れ」が指摘されるが、芸能界ではお酒好きの若手女優が増加しているようだ。


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広瀬の酒豪ぶりが明かされたのは、8月31日放送の日本テレビ系トーク番組『おしゃれクリップ』。ゲスト出演した広瀬について、月に一度は飲みに行く仲だというダイアンの津田篤宏がVTRで「むちゃくちゃ酒が強いんですよ」と証言した。

津田は「だから心配なんですよ、いつまで飲んでるのって。僕が一番最初に帰りますもん」と話し、広瀬が長時間飲み続けることを危惧。これに広瀬も「確かに」と認めていた。

さらに津田は「ストレスなのかな? 飲みに行ったら、ようアクビしているんですよ。そんなオモロないのか、俺のこと?」「俺だけにしておきなさい、その態度は。俺は許すけど、他の人にやったら心配ですよ」と注意。広瀬は「酔っぱらうとだんだん津田さんの言うことに笑わなくなる」と明かし、スタジオの笑いを誘っていた。

広瀬の酒豪ぶりは、他の人気女優も証言している。普段から「生ビール10杯くらい」「日本酒も一升空けたことがある」と豪語する川口春奈は、広瀬と朝3時まで飲み明かしたといい、「お酒でかなわなかった」と敗北宣言。川口も十分に「酒豪」レベルだが、広瀬はさらに上をいくようだ。


広瀬や川口に限らず、近年は若手世代の「酒豪女優」が目立つ。

その筆頭格が橋本環奈だ。自宅にビールサーバーを設置しているほどの大のビール党で、かつては「週7で飲みに行っていた」という逸話も。バラエティ番組では「2杯目くらいまでは休肝日」という名言も残している。

ビールだけでなく焼酎や日本酒なども嗜むが、好きな飲み方が「梅干しをツマミに芋焼酎のロック」「カラスミや塩辛で日本酒」という、20代女子とは思えない渋さでファンを驚かせた。ちなみに甘いものは基本的に苦手だそうだ。

橋本と並ぶ酒豪だと囁かれているのが、ほんわかとしたイメージがある上白石萌音。出世作となったTBSドラマ『恋はつづくよどこまでも』の食事会があった際、マネージャーから「萌音、(お酒を)我慢しなくていいんだよ」「全然セーブしなくていいんだよ」と言われていたといい、それを目にした共演者の佐藤健が「普段どんだけ飲むんだ」と驚いたという。実際、上白石はその席で芋焼酎のロックを何杯もおかわりしていたそうだ。

さらに、上白石はテレビ番組のロケでタイに行ったとき、ナイトマーケットの名物で巨大な器にウォッカやラムなどをミックスした「バケツ酒」を豪快にゴクゴクとがぶ飲みし、清楚イメージとのギャップで視聴者を驚愕させた。鹿児島出身だからなのか、「家系的にお酒が強くて飲んでも乱れたことがない」そうで、妹の上白石萌歌もお酒に強いことを明かしている。

同じ清純派の浜辺美波も負けていない。
コロナ禍の時期に2泊3日のファスティング(断食)に挑戦した際、その施設へ車で移動する40分くらいの間に後部座席で「アルコール度数が高めのお酒を3、4缶」飲んでしまったという。浜辺は「液体なら(断食直前でも)飲んでいいか」と思ったそうだが、空腹状態でお酒をチョイスするところに酒豪ぶりが垣間見える。

また、浜辺は20代にして「休日の一人飲み」が大好きだと語っていた。それもサラリーマンや学生で混み合うような、庶民的なお店で飲むのがお気に入り。タレント仲間との飲み会でも「鳥貴族へ行こう」と提案したいう。

ほかにも、撮影終わりの送迎車の中でハイボールを作って飲むという今田美桜や、朝ドラ撮影期間中にも飲み歩きをしていた伊藤沙莉など、お酒好きの人気女優は数多いる。

なぜ「酒豪女優」が増えているのか。ある業界関係者は、その理由として「素をあまり隠す必要がなくなったから」だと指摘する。

昔の清純派の若手女優は、たとえお酒好きでもそれを隠すケースが多かった。しかし現代では、意外な一面が「親しみやすさ」につながり、同性や年上のファンから好かれる要素にもなるので、無理に隠す必要がなくなったというのだ。

さらに、お酒好きは仕事にもつながる。広瀬、川口、橋本、上白石、今田、伊藤はアルコール飲料のCMに出演している。
広告業界では「25歳以上でお酒のCM出演が解禁」という暗黙のルールがあり、8月に25歳になった浜辺にも近いうちにオファーが舞い込みそうだ。

飲み過ぎは禁物だが、「若者のお酒離れ」に頭を悩ませるアルコール業界にとって、酒豪エピソードを通じてお酒の楽しさを発信してくれる彼女たちは“救いの女神”になるかもしれない。

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