SNSで気になって、つい目が離せなくなった“あの子”に会いに行く新企画「#SNS越しに見ていた“推しのあの子”に、実際に会いに行ったらときめいた」。いいねやリポストの奥にある、“画面越しのときめき”の正体を確かめに、そしてそのリアルな姿や想いを写真とともに届けます。


【写真】小杉怜子さんの撮り下ろしカット【20点】

今回会いに行ったのは、青山学院大学で子どもの活動支援を学びながら、モデルやタレントとして活動する小杉怜子さん。ファンからは愛称「こすこ」で親しまれ、現在は雑誌『non-no』の専属読者モデル「non-no girls」としても注目を集めている。もともとは目立つのが苦手で「一番後ろで踊りたいタイプ」だった「こすこさん」。しかし母の勧めで挑戦したミスコンをきっかけに、アイドル活動、そして演技にも挑戦するまでに。「気にしすぎてしまう性格」と語る彼女が、これまでの経験とこれからの夢について率直に語ってくれた。

――まずは自己紹介をお願いします。

小杉さん 現在は青山学院大学の4年生で、子どもの活動支援について学んでいます。大学に通いながらモデルやタレント活動をしています。ファンの方からは、名前を略して「こすこ」と呼ばれることが多いです。

――こすこさんはどんな性格だと言われますか?

小杉さん 友達からは「真面目だね」ってよく言われますし、自分でもそう思います(笑)。心配性なところがありますね。

――現在はモデルやタレントとして活動されていますが、もともと興味があったのでしょうか?

小杉さん いえ、全くです!高校生まではメイクにも全然興味がなくて、文化祭のダンスでも一番後ろの端っこで踊りたいタイプでした。
そんな私が大学1年生の時に母が、「FRESH CAMPUS CONTEST 2022」(通称:フレキャン)の特典に「ファッション雑誌に載れる」というのを見つけて…。「せっかくなら出てみるか」って(笑)。

――目立ちたくないのに、すごい決断ですね。

小杉さん ずっとくじけていましたよ。半年以上続く長い期間で、投票の他にもSNSでの発信や動画配信が必須だったんです。自分の顔をネットに載せるのが本当に嫌で、友達にバレるのも怖いしほとんど誰にも言わずに参加していました。

――それで見事グランプリ獲得。走り抜けられた原動力は何だったのでしょう。

小杉さん 家族と友達、そして応援してくださったファンの方々のおかげです。私が「学業を最優先する」というスタンスを理解してくださる温かい方ばかりで。本当に人に恵まれていたと思います。

――ミスコンが終わっても、芸能活動を続けようと思ったのはなぜですか?

小杉さん コンテストが終わってすぐに『オールナイトフジコ』というフジテレビの深夜バラエティ番組のオーディションのお話をいただいたんです。
本当は普通の生活に戻るつもりだったんですけど、せっかく応援してくださるファンの方がいるのに、急に消えるのは違うかなって。ファンの方に「恩返しがしたい」という気持ちで、もう少し続けてみようと決心しました。

――番組ではアイドル活動も経験されていましたね。

小杉さん アイドルになるつもりなんて全くなかったので、「いつの間にか」って感じですね。正直、楽しいだけじゃない厳しい世界でした。秋元康さんのプロデュースで楽曲を出す時に「選抜」があって毎週番組でみんなとバトルをするのが本当に辛くて。楽屋も「……」みたいな雰囲気でしたね

でもみんなで切磋琢磨して番組は盛り上がったともいますし、私はセンターに選ばれることができてそれもいい経験になったと思います。「ステージに立つ時は誰よりも楽しむ」と心に決めて約2年間の活動を走り抜けてきました。そして現在、新たな挑戦としてショートドラマ『本気を出すのは明日から。』で演技にも挑戦しています。

――演技は初挑戦だそうですが、いかがですか?

小杉さん 芝居経験ゼロなので、すごく不安でした。「下手って思われちゃってるかもしれない」って、気にしすぎな性格がまた出てきちゃって(笑)。
でも、共演者の方もファンの方も本当に優しいです。私が演じているのが、自分の高校生活とはちょっとギャップのある、いわゆる“一軍女子”なので、違う誰かになっているみたいで新鮮ですね。

――撮影現場での印象的なエピソードはありますか?

小杉さん アドリブのセリフを褒めていただけた時は最高に嬉しいです。動物園のシーンで、「連れてきてくれてありがとう」ってポロッと言ってみたら、それが採用されて。コメント欄で「その一言が言える子はモテる!」とすごく反応が良かったんです。「それ、アドリブなんだよ!」って心の中で叫びました(笑)。

――では最後に、今後の目標を教えてください。

小杉さん 憧れている中川翔子さんや貴島明日香さんのように、ゲームやアニメが好きという自分の個性も活かしながら、モデルもタレントもマルチに活躍できる人になるのが目標です。そして何より、これまで応援してくださったファンの方々に、目に見える形で活躍して「応援して良かった」と思ってもらえるように恩返しをしていきたいです。これからも色々な場所で見つけてもらえたら嬉しいです。

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