9月29日(月)よりスタートするNHK連続テレビ小説『ばけばけ』の第1週試写会が、 8日(月)に東京・渋谷のNHK放送センターにて行われた。会見には、高石あかり(※正式表記ははしご高)、トミー・バストウ、吉沢亮、岡部たかし、池脇千鶴が登場。
それぞれのコメントが到着した。

【写真】朝ドラ『ばけばけ』主要キャストが集合【2点】

ヒロイン・松野トキを演じる高石あかりは、「この数か月間、スタッフ、キャスト一丸となって撮影してきました。みなさん自分たちが作り出すものにこだわりをもって、そして楽しんで撮影ができたことがすごくうれしかったですし、完成した第1週を見て、私たちの気持ちが作品からあふれ出ていたと思っています。毎朝、この作品を見てクスっと笑って楽しんでいただける、そんな朝ドラ『ばけばけ』を作っていけたらいいなと思います。

先日も島根を訪れ、街の方々に応援していただいているなと感じながら撮影させてもらいました。私とトミーさんのモデルである小泉セツさん・八雲さんお二人が見た景色の中で私たちも撮影できたことがうれしく、島根の人たちやその風景がすごく好きになり、その空気感の中でお芝居させていただきました。ぜひ島根の皆さんにその雰囲気が伝わればとうれしく思います」とコメント。

英語教師で、後にトキの夫となるレフカダ・ヘブンを演じるトミー・バストウは「みなさん、イギリスから来たトミーです。『ばけばけ』はコメディとシリアスのバランスがすごくいいドラマで、登場人物も美しく描かれてすばらしい脚本だと思います。日本語を学んでいる私としては日本語だけではなく、出雲ことばだらけで大変でしたけど(笑)、みんなでリラックスして撮影しています。この素晴らしい朝ドラに出演することができて夢がかないました」と喜びのメッセージを寄せた。

英語教師・錦織友一役の吉沢亮は「本当に温かい空気感の中、楽しく撮影をさせていただいています。
つらい現実だったり、苦しいことが起きている中でも、温かさ、人のやさしさみたいなものをしっかりもった作品になっていて、笑えて、そして心が温まる作品だと思います。放送まで1か月を切り、もうすぐみなさんに見ていただけることを私もすごくドキドキしながら楽しみに待っています」とコメント。

ヒロインの父・松野司之介役の岡部たかしは「池脇さん、小日向さん、あかりちゃんとは初めてお会いしたので、撮影のはじめのころは、とても緊張していたのをいま懐かしく感じています。ハンバート ハンバートの主題歌(『笑ったり転んだり』)が特に第1週にぴったりと合っていて悲しげ・寂しげではあるんですけども、希望がある歌で、メロディーの良さも感じられて『いい歌を作ってもらったなぁ』と感謝しています。歌詞にも注目してみてください」とメッセージを寄せた。

そして、ヒロインの母・松野フミを演じる池脇千鶴は「私はフミという役名ですが、勝手に『サザエさん』のフネさんみたいに穏やかで朗らかで、時には誰かが間違ったことや野暮なことを言ったりするとちょっとたしなめるみたいな、そういう家族を支えるひとつの『床』のような存在になれたらいいなと思っていました。

脚本がおもしろく、朝の15分、肩の力を抜いて見てもらえたらうれしいなと思っていたんですけど、出来上がりを見たら、ちょっとこれ集中して見ちゃうな、次の話が気になるな、という面白さに仕上がったと思います。私も放送が待ち遠しいです」とコメントを寄せている。

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