【写真】生瀬勝久、岩崎う大ら『ばけばけ』新キャストが解禁【5点】
朝ドラ第113作目となる本作は、松江の没落士族の娘・小泉セツとラフカディオ・ハーン(小泉八雲)をモデルにとしたオリジナル作品。西洋化で急速に時代が移り変わっていく明治日本の中で埋もれていった人々を描く。
松江でヘブンが寄宿することになる花田旅館の主人・花田平太を演じるのは、6作目の朝ドラ出演となる生瀬勝久。しじみ売りに訪れるトキとも親しく、人情味はあるが、つい余計なひと言で波風を立ててしまう一面もある。
生瀬は「今回、花田旅館の主人を演じます。前回『ブギウギ』の際は標準語を話す役でしたので、今回は関西ことばかなと思っていたら、出雲ことばでした。出雲ことばは難しいので、とても苦労しています。妻・ツル役の池谷のぶえさんとはこれまで共演も多いので、演じていて楽しいですし、シーンが豊かになる感じがします。ツルとともに、おトキの悩みを聞いたり、ヘブンさんが松江にやってきて、てんやわんやしたりしています。
外国語はもちろんわからないので、外国人が来たら日本人は当時どうなっていたか、という典型的な人だと思います。おトキがどうなるのか、ヘブンさんがどうなるのか、最後まで見届けてください。花田旅館のシーンが、『ばけばけ』の中で一服の清涼剤になればと思います」とコメントを寄せている。
そして、花田旅館の女将・花田ツルを演じるのは『半分、青い。』ぶり4作目の朝ドラ出演となる、池谷のぶえ。トキのことをとても可愛がっており、カラッとしたたくましさが、トキの心の支えになっている。
池谷は「おトキちゃんがヘブン先生と出会う場所となる花田旅館、その旅館を切り盛りする女将、花田ツル役で参加させていただきます。花田旅館主人の平太(生瀬勝久)、女中のウメ(野内まる)ともども、おトキちゃんとヘブン先生が紡ぐ物語に彩りを添えられる場所、存在になれればと思っています。おトキちゃんの身の回りを心配しながらも、ワチャワチャ楽しいやりとりも満載です。お楽しみ下さい」とコメント。
続いて、花田旅館の女中・ウメ役には、朝ドラ初出演の野内まるが抜擢。おっとりマイペースな性格で、初めての外国人にも物おじせず接することができる。
野内は「ヘブン先生が松江に来て初めて訪れる宿、花田旅館の女中・ウメを演じさせていただきます。みんなからは『おウメ』と呼ばれていて、一見ぽけーっとしているように見えるかもしれませんが、働き者で、明るく優しい子です。初の朝ドラで挑戦も盛りだくさんなので緊張していますが、『ばけばけ』の一員になれることを心から光栄に思います。
松江新報の自称敏腕記者・梶谷吾郎を演じるのは、岩崎う大 (かもめんたる) 。朝ドラ初出演で、来日したヘブンに密着するお調子者の記者役に挑む。
岩崎は「朝ドラに出られるという時点でうれしかったのですが、出番も結構多く、今まで人生頑張った甲斐があったと思いました。私の役、梶谷は新聞記者なのですが、当時の新聞記者は今よりもだいぶ荒かったそうで、当時のエネルギーを想像しながら楽しく演じております。コメディー要素の多いお話なので、少しでもお役に立たないとですね。周りもおもしろい方ばかりで撮影は毎回エキサイティングです。あ!出雲ことばも頑張ってますので、ぜひご注目頂きたいです」とコメント。
そして、勘右衛門の話し相手・植野タツを演じるのは、『ひまわり』『純と愛』ぶりの朝ドラ出演となる朝加真由美。勘右衛門がかわいがっている近所の子の祖母。時々、天国長屋にやってきて、勘右衛門のよき話し相手となる。
朝加は「朝、私の1日の始まりは朝ドラです。
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