今田美桜がヒロインを務めるNHK連続テレビ小説『あんぱん』(総合・月曜~土曜8時ほか)第122回が16日(火)に放送された。

【写真】岩男の息子・和明が登場、濱尾ノリタカが一人二役『あんぱん』第122回【5点】

第122回には、中国・福建省で戦死した岩男の息子・和明が登場。
岩男役を務めた濱尾ノリタカが一人二役で演じた。和明は結婚して息子がいるが、子どもとの接し方が分からないのだという。それは、父との記憶がないからかもしれないと思い、父の話を聞きに嵩(北村匠海)を訪ねてきたのだ。

嵩と八木(妻夫木聡)は、言葉を選びながらも岩男の“最期”を和明に伝えた。現地の少年をまだ見ぬ我が子に重ね合わせていたこと、その少年の敵討ちによって命を落としたこと、それでも彼をかばい続けたこと……。話を聞いた和明は「なぜ父は殺されなければならなかったんですか?」と、怒りを口にする。

「それが戦争なんだよ」嵩の言葉に和明は目を丸くし、やり切れないとでも言いたげに顔をゆがめた。嵩も岩男の死の理由を、これ以上の言葉で説明できない苦しさがあったはずだ。のぶ(今田美桜)は、足取り重く帰路を歩く和明に、「これが、うちの人の気持ちです。よかったらお子さんと読んでみてください」と、あんぱんまんの絵本を差し出したのだった。

SNSでは「こんな形で再登場とは思わなかったし唐突すぎて声出ないぐらい驚いた」「迫真なやり取りが凄かったし泣けた」「今朝は久しぶりにずーーんと苦しくなったね…」「重かったけど良い回だった」など、反響の声が寄せられている。

【あわせて読む】『あんぱん』人気登場人物の“退場”連続に反響続々、辛くても見続けたいこれだけの理由
編集部おすすめ