【写真】現役慶應生のIカップグラドル・工藤梨菜の撮り下ろしカット【10点】
――まずは芸能界に入ったきっかけから教えてください。もともと興味があったのでしょうか?
工藤 有名になりたいというよりは、芸能界という未知の世界に対する「知的好奇心」が昔からすごくあったんです。機会があれば関わってみたいと思っていたところに、大学1年の冬にInstagramでスカウトしていただきました。
――インスタのDMでスカウトが?
工藤 はい。でも、実は他の事務所さんからも結構DMをいただいていて。中にはホームページを見たら少し怪しげなところや、ライバー事務所のようなところもあったんです。その中で、今の事務所はホームページの雰囲気も信頼できそうだったので、まずは話を聞いてみようと思いました。
――数ある活動の中で、なぜグラビアを選んだのですか?
工藤 事務所の方と「どういう活動をしていきたいか」と話す中で、グラビアも選択肢の一つとして伝えていました。学業との両立を考えると時間も限られているので、その中で最短で知名度を上げるには、私のスタイルを活かしたグラビアが合っているんじゃないかなと思ったんです。うちの事務所でグラビアに挑戦するのは私が初めてだったのですが、マネージャーさんも理解してくれて、DVDのお話をいただいたのが直接のきっかけになりました。
――水着になることへの抵抗はなかったんでしょうか。
工藤 少しありましたけど、もう仕事として割り切っているので、今はあまり抵抗感はないかもしれないです。
――今お話に出たご自身のスタイルですが、それは大きな武器だと思います。一方で、思春期の頃は逆にコンプレックスだったりしませんでしたか?
工藤 めちゃくちゃ悩みましたし、コンプレックスでした。(胸が)大きくなり始めたのが中学2年生くらいの頃で、周りの男子生徒もそういう知識をつけ始める時期なので、いろいろと言われるようになって。それがすごく嫌で…。「ダイエットすれば胸も落ちるのかな」と思って、一時期本当に過酷なダイエットをして摂食障害みたいになってしまったんです。
――摂食障害に……。それは壮絶な経験ですね。
工藤 もう「食べない」という感じでした。最低限のエネルギーしか摂らない生活をしていましたね。私立の学校は給食ではなくお弁当だったので、スープだけ持っていくとか。
――その状態からどうやって抜け出したんですか?
工藤 その後も拒食と過食を繰り返していて、なかなか治りませんでした。でも、大学受験の勉強が本格的に始まって、そっちに集中するようになったら体型へのコンプレックスを考える暇がなくなって。勉強にフォーカスすることで、いつの間にか無理なダイエットや過食はなくなっていました。
――コンプレックスを前向きに捉えられるようになったのは、何かきっかけがあったのでしょうか?
工藤 大学生になってからです。友達とナイトプールに行ったときに「めっちゃスタイルいいじゃん!」ってすごく褒めてもらえることが多くて。それで、やっと認められるようになってきたのかな、と思います。
――そして、グラビアデビューを迎えられたと。初めてのDVD撮影はいかがでしたか?
工藤 今年の2月に撮影したんですけど、とにかく寒かったのが一番の思い出です(笑)。早朝に学校のスタジオに行って、私だけ水着の状態で体育館に放り込まれたんです。
――それは過酷ですね(笑)。水着の面積も小さかったりして、恥ずかしさも?
工藤 そうですね。普段ナイトプールで着る水着よりも布の面積が小さかったので「こんなにちっちゃいんだ!」っていう恥ずかしさや抵抗感はありました。
――まだデビューしたばかりですが、ご自身の理想のグラビア像のようなものはありますか?
工藤 DVDを出すにあたって、同じIカップの未梨一花さんの作品を拝見しました。すごく刺激的で勉強になりました。でも、今の私が表現したいのは、過激さというよりは「等身大の、フレッシュな感じ」ですね。まずは清楚系で、ありのままの自分を見せていけたらなと思っています。
――コンプレックスだった部分が武器になる。その心境の変化は大きいですね。
工藤 そうですね。
▽工藤梨菜
2003年3月5日生まれ。福岡県出身。現役の慶應義塾大学生として2025年にグラビア活動を開始し、同年4月に1st DVD『ミルキー・グラマー』(竹書房)をリリース。「ミスヤングチャンピオン2025」では準グランプリを受賞。SNSやイベントを軸に活動の幅を広げている。
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