【写真】現役慶應生のIカップグラドル・工藤梨菜の撮り下ろしカット【10点】
――工藤さんは現役の慶應生ですが、もともと勉強は得意だったのですか?
工藤 いえ、それが全く……(苦笑)。私は中高一貫校出身で高校受験がなかったので、中学受験が終わった後から全く勉強する習慣がなくなっちゃって。高校2年生までは、本当に「学年で下から数えた方が早い」みたいな成績でした。
――まさにビリギャルの状態だったんですね。そこから慶應を目指したきっかけは?
工藤 中学生の頃から、慶應の華やかでキラキラしたイメージに憧れがありました。そして高2の夏にオープンキャンパスに行ったとき「ここで勉強したいな」って強く思ったんです。キャンパスが港区の三田にあって、自分が思い描いていた「キラキラ女子大生」になるには最適な場所だなって(笑)。
――その憧れが原動力になったんですね。
工藤 はい。高2の冬くらいに、将来の夢を明確に考え始めて「やっぱり絶対に慶應に受かりたい」っていう気持ちが固まりました。私は理系が苦手だったので、私立文系の3科目に絞ってトップを目指そうと決めて、そこから猛勉強を始めました。
――具体的にはどのように成績を上げたのですか?
工藤 塾にも通って、本当に勉強漬けの日々でした。特に英語は、単語や文法を覚える過程がゲームみたいで面白くて、夢中になりました。その勉強法が合っていたのか、もともと50くらいだった偏差値が最終的には70まで上がりました。英語単体では80を超えて、高3の1年間はずっと学年1位をキープしていました。
――見事、逆転合格を果たされたわけですが、そこからの大学生活と芸能活動の両立は、やはり大変ではないですか?
工藤 大変ですね。特に私がいる文学部は、必修の語学を一つでも落としたら即留年、という感じで結構厳しいんです。出席が必須だったり、ちゃんと授業に出ないと分からない内容の授業が多い。だから、文学部で芸能活動をやっているという人は、私の周りにはいないですね。本当に芸能向きではない学部だと思います。
――かなりシビアな環境なんですね。
工藤 はい。「ミスヤングチャンピオン」の期間中はオーディションと授業が重なって、本当に限界大学生みたいな状態で大学に行ってました(笑)。「絶対に単位は落とせない。留年はできない!」と必死です。
――その「ミスヤングチャンピオン」では準グランプリを受賞されました。おめでとうございます。
工藤 ありがとうございます。でも、正直に言うと、めっちゃ複雑でした。やっぱりグランプリを目指して、それこそ大学受験と同じくらい頑張ってきたので。それを裏付ける自信もあったから、準グランプリという連絡をいただいたときは、素直には喜べなかったです。でも、時間が経って、部門ごとのランキングなどを見ているうちに、自分の弱みも確かにあったなと受け入れられるようになりましたね。
――審査期間は「限界大学生状態だった」と言われていましたが、一番大変だったことは何ですか?
工藤 配信です。毎日欠かさずに行いました。ギフティングのポイント数を競うので、どういう企画を立てたら皆さんが応援してくれるかを常に考えていましたね。「何万ポイント以上で水着になります」とか、お料理配信、コスプレ、あとは大学のサークルで少しだけかじったギターで弾き語り配信なんかもやりました。
――その努力が結果に繋がったんですね。大学名を公表したのも、その一環だったとか。
工藤 そうです。正直、最初はあまり公開したくなかったんです。ストーカーなどの危険もありますし、実際に「なんで慶應行ってるのにグラビアやってるの?」みたいにネットに書かれたりもしますから。でも、ミスコンにSNS部門というのがあって、そこでバズるためには大学名を出すのが効果的だと思ったので、戦略の一つとして公開しました。
――グラビアデビュー後、すぐ「ミスヤンチャン」準グランプリになられました。今、目標としていることは?
工藤 グラビアでは二つあります。
――最後に、グラビア以外に挑戦したいことも教えてください。
工藤 役者業です。今は事務所の演技レッスンに通っています。何か一つ明確な目標があるというよりは、芸能界に対する自分の好奇心を満たしたい、という気持ちが一番強いかもしれません。気になったことには、何でも挑戦していきたいです。
▽工藤梨菜
2003年3月5日生まれ。福岡県出身。現役の慶應義塾大学生として2025年にグラビア活動を開始し、同年4月に1st DVD『ミルキー・グラマー』(竹書房)をリリース。「ミスヤングチャンピオン2025」では準グランプリを受賞。SNSやイベントを軸に活動の幅を広げている。
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