桜田ひより、10月期ドラマ『ESCAPE』主演で本格ブレイクへ　霜降り明星・せいやも太鼓判「こっからグイグイくる」

女優の桜田ひよりが、10月8日スタートの日本テレビ系ドラマ『ESCAPE それは誘拐のはずだった』で民放キー局のゴールデン・プライム（GP）帯ドラマで初主演を務める。近年「ネクストブレイク女優」の筆頭格とされてきた桜田にとって、ステップアップの決定打となりそうだ。

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桜田については、新たなブレイクタレントを見抜く先見の明があるという霜降り明星・せいやが「次に来る女性タレント」として挙げたことも話題に。業界内で「近い将来の朝ドラヒロイン有力候補」との声も上がるなど、本格ブレイクの機運が高まっている。

桜田と佐野勇斗がW主演を務める『ESCAPE それは誘拐のはずだった』は、完全オリジナル脚本で描かれる“予測不能な逃亡劇”。人質の社長令嬢・八神結以（桜田）と誘拐犯の林田大介（佐野）の2人が逃避行を始めたことで、サブタイトルの「それは誘拐のはずだった」が示すように思わぬ事態に発展し、張り巡らされた包囲網と迫りくる数々の追っ手から逃げることになる。

かねてから本格ブレイク間近と期待されていた桜田にとって、初のGP帯主演作である本作は出世作となる可能性を秘めている。

桜田は幼少期から子役として活動し、芦田愛菜主演の2014年日本テレビ系ドラマ『明日、ママがいない』では児童養護施設に暮らす子どもの一人として出演。子役時代から磨いた演技力と抜群のビジュアルを買われ、2017年にはTBS系『咲-Saki-阿知賀編 episode of side-A』でドラマ初主演を飾った。

2018年にはハイティーン向けファッション誌「Seventeen」（集英社）の専属モデルオーディションで「ミスセブンティーン」に選ばれる。あこがれの女優は同誌専属モデルの先輩でもある広瀬すず、将来の目標は「朝ドラ（NHK朝の連続テレビ小説）のヒロイン」だと語っていた。

その後も平野紫耀が主演した映画『ういらぶ。』や、フジテレビ系ドラマ『ラーメン大好き小泉さん 二代目!』など出演してきたが、注目度が跳ね上がったのは社会現象級の大ヒットとなった2022年のフジテレビ系ドラマ『silent』で目黒蓮（Snow Man）演じる佐倉想の妹・佐倉萌役を演じたことだった。

同作ではそれほど出番が多かったわけではないが、目黒や主演の川口春奈に引けを取らない繊細な演技を見せたことで評価と認知度が大きく向上し、それを追い風に2023年のオリコン「ネクストブレイクランキング～女性俳優編～」で1位を獲得。

かわいらしい表情やセリフが印象的なリクルート「ホットペッパービューティー」などインパクトのあるCMにも起用され、、2023年末には広瀬や川口、本田翼、浜辺美波ら多くのスター女優を輩出した「JR SKISKI」のイメージキャラクターにも抜擢された。

子役時代から磨き続けてきた演技力、大ヒットドラマへの出演、若手女優の登竜門である広告への起用など、もはや「ブレイクしない方がおかしい」というくらい、売れる要素がそろっている。そんななか、ついにGP帯ドラマ初主演することで「いよいよ本格ブレイクか」というムードが高まっているのだ。

桜田の躍進を意外な人物も予測していた。霜降り明星のYouTubeチャンネルに8月に投稿された動画で、せいやが「次に来る女性タレント」として真っ先に桜田を挙げたのだ。

せいやは2023年に投稿した動画で「次に来る女性タレント」として女優の今森茉耶を選んでいたが、今森は今年のスーパー戦隊シリーズ『ナンバーワン戦隊ゴジュウジャー』（テレビ朝日系）で女性初のブラック戦士・ゴジュウユニコーン（一河角乃）に抜擢され、2年越しで予言が当たった。

視聴者から「先見の明がある、せいやさんが思う『次に来るタレント』は？」と問われると、せいやは「いっぱいいますけど、最近は桜田ひよりさん」と回答。相方の粗品は「誰？全然知らんな」とピンとこない様子だったが、せいやは「桜田ひよりさんはもう、多分こっからグイグイ来るやろな」「朝ドラとか来るんちゃうかな、ヒロインとか」「（知らないとか）言ってる間にCM女王になるよ」と熱弁した。

実際、業界内でも桜田を「将来の朝ドラヒロイン候補」と推測する声がある。あるテレビ関係者は「子役時代から定評のある演技力と“ヒロイン映え”するルックスは朝ドラヒロインにぴったり」と語る。現在の急激な追い風を見れば、遠くないうちに実現する可能性はありそうだ。

桜田の本格ブレイクや朝ドラヒロイン起用の行方を占う意味でも、10月期の『ESCAPE それは誘拐のはずだった』は重要な試金石となりそうだ。

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