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宮迫といえば、闇営業騒動に端を発し、所属していた吉本興業とトラブルに。それが影響してか、いまだ地上波から姿を消したままだが、堀江氏は「最近、地上波テレビ局はどうなんですか?」と直球質問。「今のところ地方局しか…」と、在京キー局への本格復帰が実現していない現状を語った宮迫が、「作り手がリスクを超えてまで出そうと思う人が少ないのかも」と自己分析する場面もあった。
こで堀江氏が投げかけたのが“斜め上からの助言”だった。「ほんと、1回刑務所に入ったほうがいいんじゃないですか? 刑務所に入った人は(テレビに)出れますもん」と提案。さらには「選挙で当選すれば“国民に認められた人”になり、テレビに出られる」と、政治家になることを勧めたのだ。
この“裏技”はSNSでも「発想が自由すぎる」と話題に。宮迫が「今はやりたいことを全力でやっていきたい」と語ったことから、「もうテレビだけにこだわらなくていい」といったコメントも多く寄せられている。実際、芸人としての活動が制限された宮迫に対しては、以前から俳優としての期待がかけられていた。
「人気芸人だった宮迫ですが、元々は俳優志望で芸能界入りしているんです。吉本時代はドラマや映画に引っ張りだこ。シリアスな役柄もこなすなど俳優としてのキャリアも豊富で、NHK大河ドラマ『龍馬伝』にも出演しています。
宮迫は2023年、西野亮廣プロデュースの舞台「テイラーバートン」に主演。稽古期間はわずか8日間ながら、オンライン配信や上映会で多くの観客を集めた実績もある。
「実はこの舞台は。宮迫がかねて語っていた『劇団を持ちたい、最終的には劇場を作りたい』という夢からスタートした企画でした。最近はボクシングに挑戦するなど新たな方向性を模索していましたが、55歳ということもあり、初心に戻って役者業を再スタートするタイミングかもしれません。現在は配信ドラマが活況ですし、舞台やミュージカルも含め、業界のしがらみに縛られず才能を発揮させてほしいところです」(テレビ関係者)
テレビに居場所を見いだせないなかで、今回のミュージカル出演は宮迫にとって新天地となるだろうか。
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