9月20日までに更新されたホリエモンこと堀江貴文氏のYouTubeチャンネルに元「雨上がり決死隊」の宮迫博之が出演した。12月に上演される堀江氏プロデュース・主演のミュージカル「ブルーサンタクロース2025」に宮迫が出演することで、今回の対談となったが、2人の軽妙なやり取りが視聴者の注目を集めたようだ。


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宮迫といえば、闇営業騒動に端を発し、所属していた吉本興業とトラブルに。それが影響してか、いまだ地上波から姿を消したままだが、堀江氏は「最近、地上波テレビ局はどうなんですか?」と直球質問。「今のところ地方局しか…」と、在京キー局への本格復帰が実現していない現状を語った宮迫が、「作り手がリスクを超えてまで出そうと思う人が少ないのかも」と自己分析する場面もあった。

こで堀江氏が投げかけたのが“斜め上からの助言”だった。「ほんと、1回刑務所に入ったほうがいいんじゃないですか? 刑務所に入った人は(テレビに)出れますもん」と提案。さらには「選挙で当選すれば“国民に認められた人”になり、テレビに出られる」と、政治家になることを勧めたのだ。

この“裏技”はSNSでも「発想が自由すぎる」と話題に。宮迫が「今はやりたいことを全力でやっていきたい」と語ったことから、「もうテレビだけにこだわらなくていい」といったコメントも多く寄せられている。実際、芸人としての活動が制限された宮迫に対しては、以前から俳優としての期待がかけられていた。

「人気芸人だった宮迫ですが、元々は俳優志望で芸能界入りしているんです。吉本時代はドラマや映画に引っ張りだこ。シリアスな役柄もこなすなど俳優としてのキャリアも豊富で、NHK大河ドラマ『龍馬伝』にも出演しています。
ミュージカルに関しては『急に歌い出す』ことへの違和感からこれまで敬遠してきたそうですが、“歌うま芸人”として知られる宮迫なら適正は十分。堀江氏も、なぜ今まで出ていなかったのかと不思議に感じていたようです。今回の対談を経てミュージカルに対する考え方が変わり、今後は舞台への積極参戦が期待されます」(芸能記者)

宮迫は2023年、西野亮廣プロデュースの舞台「テイラーバートン」に主演。稽古期間はわずか8日間ながら、オンライン配信や上映会で多くの観客を集めた実績もある。

「実はこの舞台は。宮迫がかねて語っていた『劇団を持ちたい、最終的には劇場を作りたい』という夢からスタートした企画でした。最近はボクシングに挑戦するなど新たな方向性を模索していましたが、55歳ということもあり、初心に戻って役者業を再スタートするタイミングかもしれません。現在は配信ドラマが活況ですし、舞台やミュージカルも含め、業界のしがらみに縛られず才能を発揮させてほしいところです」(テレビ関係者)

テレビに居場所を見いだせないなかで、今回のミュージカル出演は宮迫にとって新天地となるだろうか。

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