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動画冒頭で「〝高市潰し〟についてお伝えします」と切り出し、「SNSで高市さんが潰されようとしている。それは財務省とマスコミが結託したキャンペーンになっている。そういう声が上がっているが、これについてはね、火のないところに煙は立たないくらいの話だと俺は理解している」と語った。
財務省による“高市潰し”の話が出る理由については「1年前の総裁選を思い出せばわかるように、今回、高市さんは言わないと思うけど、確かに財務省財政規律派が嫌がるよね。消費税のことだって減税と言った」と過去の発言を例に挙げ、「財務省が高市さんを嫌がっているのは何も変わっていないから」と述べた。
続けて「1年前の総裁選では最終最後、麻生派の多くが結果的に高市さんに乗った。今回は麻生さんが進次郎に乗るかもしれないと、やたらマスコミが言うわけよ。今回は高市さんを担がないと言うわけ。それがあるから、マスコミと財務省が結託しているという話になると思う」と持論を展開した。
さらに「マスコミも財務省が怖いというところがあるけど、高市さんを直接潰そうと思っているわけではない。もっと言うと、小泉進次郎のほうを推しているくらい。マスコミは財務省の何が怖いかって、オールドメディアの新聞社の本社はどこにある? 読売でも朝日でも毎日でも一等地だよね」と述べたうえで、「かつてマスコミが必要だと思ったときに国策で政府から本当に格安で国有地が払い下げになっている。
権力と報道をめぐる駆け引きを独自の視点で読み解く“古舘節”は今回も健在だった。
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