今田美桜がヒロインを務めるNHK連続テレビ小説『あんぱん』(総合・月曜~土曜8時ほか)最終回が25日(金)に放送された。

【写真】最後は「ほいたらね」でお別れ『あんぱん』第130回【5点】

最終回となる第130回。
手術を終えたのぶ(今田美桜)は、「今年の桜は一緒に見れんかもしれんね」と自分の“命の終わり”を覚悟する。嵩(北村匠海)が「身体にいいと言われたものは、全部片っ端から試そう」と言うと、のぶは「嵩さんは、ほんまに優しい」「うちは世界一幸せもんちや」としみじみ呟いた。

どんな時でも、弱い自分をさらけ出してくれた嵩に「救われた」と話すのぶ。「うちのこの身体は、嵩の愛でいっぱいちや」と嬉しそうなのぶを、嵩は強く抱きしめた。二人の「一緒にいたい」という思いが神様に届いたのか、この後のぶはすっかり元気を取り戻す。愛犬を連れ、桜並木の下を嵩と走る姿は、まるで少女時代に戻ったかのようだった。

ラスト、のぶと嵩が手をつなぎ歩く後ろ姿が映し出される。空にはアンパンマンの形をした雲が浮かび、最後は二人で「ほいたらね」。

「命はいつか終わっても、全てが終わりではなく、受け継がれていく」嵩が「アンパンマンのマーチ」に込めた思いのように、のぶと嵩の子ども達“アンパンマン”は、二人がこの世からいなくなっても残り続けていくだろう。

最終回を見届けた視聴者からは「よかった……ステキな終わりかた……」「心がほかほかな最終回だった」「楽しくて涙した半年間でした!」「すでにロスです」「楽しい毎日をありがとう」など、感涙の声が寄せられていた。

なお、9月29日(月)からは2025年度後期の朝ドラ『ばけばけ』が放送される。

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