【写真】高石あかり主演、朝ドラ『ばけばけ』がスタート【5点】
第113作目の連続テレビ小説『ばけばけ』は、松江の没落士族の娘・小泉セツとラフカディオ・ハーン(小泉八雲)をモデルに、西洋化で急速に時代が移り変わっていく明治日本の中で埋もれていった人々を描く。
第1回は、ヒロインの松野トキ(高石あかり/子ども時代:福地美晴)が、夫のレフカダ・ヘブン(トミー・バストウ)に「耳なし芳一」を聞かせるシーンからスタート。つたない日本語で一生懸命怪談を理解しようとするヘブンに、トキは「私にもっと学があれば」と“うらめしい顔”を見せる。だが、ヘブンは「世界で一番のママさんです」とトキを見つめ、おでこに軽く口付け。二人の初々しさが伝わる始まりとなった。
週タイトル「ブシムスメ、ウラメシ。」のとおり、トキは没落士族の娘。明治8年、街の人々が散切り頭になり商いを始めても、トキの父・司之介(岡部たかし)はちょんまげ頭で武士の時代を引きずっていた。松野家は変わってしまった世をうらみ、家族総出で丑の刻参りに精を出す。
そして、激動の時代を生きるトキを見守るのは、阿佐ヶ谷姉妹が演じる蛇(渡辺江里子)と蛙(木村美穂)。ハンバート ハンバートが歌う主題歌「笑ったり転んだり」が、優しくじんわりと物語を包み込む。トキがこれからどんな人生を歩んでいくのか楽しみだ。
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