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撮影はグラビア界の巨匠・野村誠一との20年ぶりの再会で行われ、インリンは「もう40代になって撮ってもらえるのがうれしい」と感激の涙を見せた。
今回の復帰は、3人の子を育てる母としての日常に「刺激が欲しかった」という思いからだったという。「母親としてではなく、女性でいたい。撮影すると生き返るような気がする」と語り、かつての挑発的なイメージに、成熟した女性としての静かな決意を重ねる姿が印象的だ。
台湾出身のインリンは、2000年代に過激な衣装と挑発的なポーズでブレイク。プロレスでも活躍し、2008年に日本人男性と結婚。2010年に男児、2013年に男児と女児の双子を出産した。現在は台北で生活し、芸名を「インリン」に改名している。
「今回の復帰はインリンにとって50歳を前にした新たな自己確認の場となったようです。かつての“エロテロリスト”から、いまは爽やかな“美魔女”へと変貌。インスタグラムにも『美しいまま』『変わらぬ色気にため息が出る』といったコメントが寄せられており、定期的なグラビア展開を期待したいところです」(グラビア関係者)
かつては10代、20代女性の独壇場だったグラビア界だが、最近はその風潮が大きく変わりつつある。
田中みな実が2019年に33歳で発売した写真集が大ヒットして以降、グラビアモデルの世代は幅広く深化。
出版関係者がその背景をこう語る。
「ファン層の高齢化がモデルの高齢化を促しています。かつて思春期にアイドルを追っていた男性も今は50代、60代となり、同世代の女性にこそ魅力を感じやすい。さらにアンチエイジングやボディケアの進歩により、中高年女性が“数字以上”の若さを保つことが可能になった。年齢はもはやネガティブではなく、“〇歳なのにすごい”と、同性からの評価や共感に変わりました。若年層の水着グラビアは、むしろ令和においては“性的搾取”の批判にさらされやすく、出版社側も慎重にならざるをえない。そうした環境変化が、大人世代のグラビア拡大に追い風となっています」
インリンのように母でありながら女性としての自分を発信する姿は、同世代女性に“私もまだ輝ける”に勇気を与え、同世代の男性にとっては“青春の記憶の延長”として魅力を感じさせるに違いない。
インリン自身は「グラビアは天職」と語り、「できる限り見てもらえる限り続けたい」と話す。今後この“アラフィフグラビア”の潮流がどこまで広がるのか、彼女の挑戦はその試金石となりそうだ。
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