ゲーミングPCブランド「GALLERIA〈ガレリア〉」は9月18日、新戦略・新製品発表会とアフターパーティーを虎ノ門ヒルズ・TOKYO NODE HALLにて開催した。

【写真】虎ノ門ヒルズ・TOKYO NODE HALLで行われたアフターパーティーの様子【10点】

発表会では「GALLERIA」の新型PCとして、GSLシリーズ、Eシリーズ、Fシリーズ、Xシリーズ、Sシリーズが披露された。
続くアフターパーティーには、「水曜日のカンパネラ」メンバーでありトラックメイカーのケンモチヒデフミ、イラストレーターの五月病マリオ、eスポーツチーム「REJECT」所属のふ~ど、あきら、ハイタニ、YASが登壇。音楽・アート・ゲームという異なる切り口で「GALLERIA」PCをレビューした。

まずは、ケンモチヒデフミによるDJパフォーマンス。「シャトーブリアン」「たまものまえ」(水曜日のカンパネラ)、「Cat’s Meow」(電音部)、「布袋尊」(ROF-MAO)、「drop」(戦慄かなの)、「スマイルあげない」(あの)といった楽曲でステージを盛り上げた。

パフォーマンス終了後は、自身の「GALLERIA」との関わりについて語ったケンモチ。「GALLERIA」PCは楽曲制作について大きく貢献しているとコメント。「重たいソフトを制限して使っていた以前と違い、『GALLERIA』ならノンストレスでやりたいことがリアルタイムで実現できる」と笑顔を見せる。さらに、ライブやイベントでもノートPCが活躍していると紹介し、「ヨーロッパツアーにも持って行った」と信頼を寄せた。

続いては、イラストレーター・五月病マリオによるリアルタイムドローイングのコーナーへ。「GALLERIA」を擬人化した甲冑の騎士と女性騎士を30分で描きあげるという内容で、その素早い筆運びに会場は注目。キャラクター制作秘話として、騎士の盾には「GALLERIA」ロゴを入れ、兜・ティアラのデザインにUSBポートや電源ボタンを組み込んでいるとのことで、遊び心が垣間見えるデザインとなった。制作はペン入れと着色までにとどまったが、「後日SNSに完成品をアップする」と予告し、ドローイングは終了。


次に、自らも愛用しているという「GALLERIA」PCについて尋ねられると、「『GALLERIA』との付き合いは4~5年。PCスペックが一気に上がったので、当時のことはよく覚えています」と回顧。そして、「イラストを描く上でもPCスペックは必要」と続け、「スペックが低いと、キャンバスのサイズを大きくしたときに、PCが動かなくなってしまう。ポスターサイズくらい大きいと大変なんです」と苦労を語った。

さらに、「お絵描き配信をする際、いろいろなソフトをバックグラウンドで動かしているので、スペックがあると安心ですね」と、配信をする上での利点についてもコメントを残した。

また、今回の新型PCを使用した感想として、「サクサク動くし、フィルターの取り外しが簡単なので感動しました」、「個人的なことですが、小さい子どもがいるので、PC本体がギラギラ光るといたずらされてしまうので、シンプルな見た目で助かります。あと、床に直置きしているので、電源ボタンが上側に付いているのがありがたいです」と、使用者ならではのリアルな感想を残した。

最後のコーナーでは、eスポーツチーム「REJECT」所属のプロゲーマー・ふ~ど、あきら、そしてストリーマーのハイタニ、YASがステージに登場。今回はこの4名で、「GALLERIA」PCを使用した『ストリートファイター6』の総当たり戦「REJECT 総当たり エキシビジョンマッチ ~一瞬に懸ける戦い!~」を行うことに。ルールは近年主流となっている、2本先取したプレイヤーが勝ちとなる「2先」ではなく、1本先取の「1先」となっているため、緊張感が伴う試合展開となった。

また、優勝者には新型PCである「GALLERIA REJECT コラボモデル」が進呈されることもあり、4名ともにやる気は十分。特にYASは「今回、優勝賞品がすっごい豪華なので頑張って優勝を目指したいと思います」と気合いを見せる。


しかし、今回の試合ルールは総当たり戦ということもあり、同率一位が生まれてしまう可能性もある。それを受けたふ~どは「(同率一位になったら)REJECTオフィスで100先でもやろうかな」と静かに闘志をのぞかせた。

試合前、あきらは「1先だとあっという間に終わってしまうので、瞬間的な試合になります。無敵技やインパクトをいっぱい当てた人が勝つ。やってる側は緊張感があります。集中力が必要な戦いになりますね」と心構えを語った。そして、ハイタニも「1先なので作戦が大事」と普段の「2先」の試合とは違った駆け引きが必要になると分析する。

総当たり戦の1試合目はふ~どとYASの対戦。まず、ふ~どがDJを使用し、YASのリュウに勝利。しかし、ハイタニの春麗があきら(キャミィ)、ふ~ど(DJ)を制し、真っ先に優勝候補に躍り出る。この日、娘の誕生日であったというハイタニは「娘のお祝いにパソコンを!」と意気込んだ。

次の試合は、ハイタニの優勝決定戦となった対YAS戦。
お互いが1ラウンドを取り、ギリギリの展開までもつれていく。最後はリュウによる「画面端のインパクト」が勝負の決め手となり、YASがハイタニを下すことに。実はこの1~2ヶ月、『ストリートファイター6』競技シーンでは、当たれば有利となるが返されると大きなリスクを背負ってしまう「インパクト」というシステムに注目が集まっている。そのため、今回の総当たり戦でも多くの「インパクト」が発動し、その重要さが見受けられた。

最終試合となったふ~どVSあきら戦では、ふ~どがDJからエドにキャラクターをチェンジ。ふ~どが試合中、通称「ドリーム」と呼ばれるエドによる難度の高いコンボを決めると会場からは大きな歓声が上がる。そのままふ~どが試合を制し、「いまのがドリームです」と勝利コメントを残した。

ここで全試合が終了。ふ~ど、ハイタニ、YASが2勝1敗、あきらが0勝3敗という、3人が1位タイという結果に。優勝賞品である「GALLERIA REJECT コラボモデル」は誰の手に渡るのか、という空気になったところで、YASが「自分、REJECTに所属してから、先輩たちから何もお祝いもらってないです」とアピール。ふ~どが「焼き肉でいい?」と問いかけるも、YASはすぐさま「PCがいい!」と反論。結局、PCの行方は後日決めるという流れになり、今回の「REJECT 総当たり エキシビジョンマッチ ~一瞬に懸ける戦い!~」ならびに「GALLERIA」新戦略・新製品発表会・アフターパーティーは幕を下ろした。


(取材・文/加藤大樹

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