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番組の説明によると、日本が開発した高級ブドウ品種の「シャインマスカット」の苗木が中国や韓国に流出し、無断で生産・販売されているばかりか、東南アジアなどにも輸出されているという。この問題を受け、農水省はライセンス(栽培権)をニュージーランドに付与する方向で検討。ライセンス化の流れが進むことで、山梨県とJA山梨中央会は「植物検疫が障害となって輸出ができない状況。輸出の促進を優先すべきだ」「諸外国へのライセンス許可は国内生産が打撃を受ける」として、小泉農水相に抗議した。小泉氏は「産地の理解なく進めることはない」との考えを示している。
この問題について、橋下氏は「小泉さんは(ライセンス付与が)最強のビジネスモデルだということをアピールすべき。小泉さん、もっと持論を出してもらいたいですね」と切り出した。
続けて「このシャインマスカット問題でも、小泉さんの失態だということがネット上に出ている。でも、冷静に見てください」とし、「環境を整えて輸出できるようにすることも当然ですよ。でも、ライセンスで稼ぐということは先進国の商売としては、最高峰の商売のやり方。日本は経常収支のうちの貿易収支はほぼ赤字で、外国から稼いでいるのはほとんどがライセンス。だから、自分たちがモノをつくってそれを売るというだけでなく、権利を与えて現地の人たちにつくってもらって、そこで収益を上げるのは最高のビジネスモデル」とライセンス政策を大絶賛した
ライセンス収益については「シャインマスカットを営んでいる農家さんのいろいろな施設整備費とかね、そういうところの補助金に回す」と述べ、「世界各国のみんなでつくってもらったら、莫大な利益が入ってくる。
ただし、ネット上では《橋下徹さんがシャインマスカットの件でわけわからんこと言って、スンズローを擁護しているけど大丈夫なの?》《シャインマスカット・ライセンス問題でも小泉進次郎君を擁護している》などと懐疑的な意見も見受けられた。
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