俳優の武田鉄矢が10月7日、スペシャルキャスターを務める情報番組『サン!シャイン』(フジテレビ系)に出演。例え話があまりにも難解すぎるとして、ネット上では困惑の声が上がっている。


【関連写真】『金八先生』の“天才生徒役”について語る武田鉄矢

この日の放送では、複数の市職員にセクハラをしたとして市議会で不信任決議案が可決された、沖縄県南城市の古謝景春市長のトラブルを取り上げた。市長は疑惑を否定していたが、被害職員への口止めともとれる音声データが発覚したこともあり、これまで3度否決されてきた不信任決議案が、4度目にして可決された。市長は辞職ではなく議会解散で対抗姿勢を見せている。

この問題について、武田は「とんでもない話になるかもしれないけど」と前置きし、「昔、駄菓子屋さんが2軒あって、片方の駄菓子屋さんは必ず、ちゃんとつかむやつで紙袋に入れてくれた。トングみたいなもので」と例え話を切り出した。

もう一軒の駄菓子屋については「片方は手づかみで入れてくれた」と説明し、「商いの商品を、清潔にどう保つかということがとても重要な職業であって、政治というのはまさしくトングで駄菓子を紙袋に入れてお客に渡すという職業じゃないかな、と思う」と独特の比喩で持論を展開した。

メインキャスターを務める俳優の谷原章介が「潔白が大事」と補足すると、武田は「そうですよね」とうなずき、「そのあたりはやっぱり、市の方、全員に考えていただかないと、この手の市の問題はなくなりませんね」と苦言を呈した。

しかし、武田の例え話についてネット上では《武田鉄矢の例えが全くわからない。セクハラ市長を駄菓子屋に例えられても》《セクハラの話にトングの駄菓子屋を例えに出してきたが、さっぱり意味がわからない》《なんでここで駄菓子屋の話になんねん》《武田鉄矢の話は遠回りしてどこか行って、最後無理やり戻してくるからわからなくなる》といった声が相次いだ。

道徳の“金八先生”として知られる武田鉄矢だが、いまひとつ伝わりづらかったようだ。

【あわせて読む】武田鉄矢が『金八先生』シリーズから天才生徒役を8人選出、1シリーズの無頼派女優「芝居は群を抜いていた」
編集部おすすめ