9月7日から8日にかけて東京・池袋のサンシャインシティで開催されたコスプレイベント「acosta!@池袋サンシャインシティ」。残暑が残る快晴のもと、多くのコスプレイヤーとカメラマンで賑わいを見せる。
「ENTAME next」では当日会場で注目を集めたコスプレイヤーさんに直撃インタビューを行い、撮り下ろしの撮影にも応えてもらった。

【写真】リアルで“PON”する碧咲ささねさんのさくらみこコスプレ撮り下ろしカット【7点】

今回、話を伺ったのは『ホロライブ』所属VTuber・さくらみこ(みこち)に扮していた碧咲ささねさん。コスプレ歴2年ながら、衣装やウィッグへの強いこだわりを見せる彼女の素顔は、みこちに負けず劣らず天真爛漫で、少しおっちょこちょいな学生さん。両足に怪我をしてまで参加した理由や、飾らない魅力に迫った。

――今日はなぜみこちのコスプレを?

碧咲さん みこちは普段から配信をよく観ていて、「ふわふわしていて可愛いな」と思っていました。ずっとコスプレやってみたかったんですよね。

――衣装のこだわったポイントを教えて下さい。

碧咲さん スカートの広がり方です。みこちのスカートって、大きく「ふわっ」と広がってほしくないものの、「シュッ」としすぎも違うくて。私が好きなのは、程よくふわっとしたみこちなので、ちょうどいいボリューム感になるパニエを探すのが大変でした。

――このウィッグもご自身で?

碧咲さん メイクとウィッグには特にこだわっています。今回はキャラクターウィッグをベースに自分でカットしました。
時と場合によっては、ロングのウィッグを買ってきて、全部自分で作ることもありますね。ウィッグで全然印象が変わるので、ちゃんと気合い入れています。

そう語る彼女の足元に目をやると、痛々しい傷跡が。今日のコスプレの完成度を点数で聞くと、少し申し訳なさそうに「怪我とかもあるので……」と口ごもった。

――すごい怪我をされていますが、どうしたんですか?

碧咲さん あはは、学校の帰りに普通に歩いてたら転んじゃって……。両足とも怪我しちゃいました。実は手も少し痛くて(笑)。でも、友達に「めっちゃみこちっぽいコケ方してるじゃん」って言われましたね。

――確かに、そう聞くとみこちらしいエピソードかもしれません(笑)。

碧咲さん そうなんです。だから、ある意味今日のコスプレには合ってるのかなって。とっても恥ずかしいですけど。


――ご自身のチャームポイントは何だと思いますか?

碧咲さん えーっ、自分で言うのはすごく恥ずかしいんですけど……。友達から、イベントとか撮影の合間に「めっちゃ動く仕草が可愛い」って言われることがあります。

――仕草ですか。

碧咲さん なんか無自覚にふわふわしちゃうみたいで。プライベートでも「アホみたいな動きするよね」って言われます(笑)。自分では「動いてないし!」って思うんですけど、どうやら癖みたいです。

――それも、どことなくみこちっぽいですね。

碧咲さん ありがとうございます(笑)。自分でも自分のこと、何も考えてなくて「バカみたいだな」って思う時があるので。

――隠し事とかはできないタイプですか?

碧咲さん 全然できないです。家族にもコスプレのことはバレてますし、好きな人ができた時も、隠せなくて「あんた、好きな子いるでしょ」っていつの間にか周りにバレています。なんでバレるんですかね?いつにも増して、ふにゃふにゃしちゃうのかな(笑)。


――コスプレ歴は2年とのことですが、始めたキッカケはなんでしょう。

碧咲さん もともと「好きな服を着たい」っていう気持ちがすごく強かったんです。でも、「自分には似合わないな」って思うことが多くて……。その気持ちを、キャラクターの姿を借りることで発散しています。

――実際にキャラクターの衣装を着ると、気持ちも変わりますか?

碧咲さん すごくテンションが上がって「わーっ!」てなります。普段できないことができるというか、違う自分になれるのが楽しいです。

――では夏休みの思い出があれば教えて下さい。

碧咲さん 友達とたくさん遊んで、サーティワンを1ヶ月に12回くらい食べました!特に「ロッキーロード」っていう、チョコレートにマシュマロとアーモンドが入っているフレーバーが超美味しいんです。今日のイベントが終わった後も、サーティワンが食べたいです!

――最後に次に挑戦してみたいコスプレはありますか?

碧咲さん 男装もやってみたいんですよね。多分体格的に似合わないかなって思ってたんですけど、頑張って挑戦してみたいです。

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