高石あかり(※高の正式表記ははしご高)がヒロインを務める、NHK連続テレビ小説『ばけばけ』(総合・月曜~土曜8時ほか)第14回が、10月16日(木)に放送された。

【写真】北川景子&堤真一、“娘”トキとの時間に思わず笑み『ばけばけ』第14回【5点】

傳(堤真一)が倒れてから3週間。
この日はトキ(高石あかり)が作ったお粥を、傳に食べさせることに。スプーンを口元に差し出すと、傳はこらえきれずに笑いだしてしまう。「どうかなさいましたか?」と聞くと、「何だか赤子のようで照れくさくてな」と傳。二人は他愛ないことで笑い合いながら、まるで親子のようなひと時を過ごしたのだった。

一方、タエ(北川景子)は、トキにしじみ汁の作り方を教わることになった。「椿の花ぐらい取っていただけますか」「お茶をたてる時のように」と、タエにも分かるように作り方を教えるトキ。タエは時折、娘と台所に立てた喜びをグッと胸に押し込むような表情を見せる。

トキが帰ったあと、傳とタエはお互いに「危ないところだった」と、トキに真実を話したくなってしまったことを打ち明ける。「松野家にあの子を授けた時、二度と母親の顔は見せるまいと誓ったのに」と苦しそうなタエに、傳は「親子として振る舞える…そんな日がいつか来ることをわしは願っておる」と話す。

そして襖の外では、三之丞(板垣李光人)が二人の会話を聞いており、目を泳がせて動揺。もう一波乱起きそうなゾクゾクを感じさせた。

SNSでは「おタエとおトキのしじみ汁作りの様子が微笑ましくて切なくてなんとも言えないよ」「母と娘の一場面だと思うと涙でそうなくらいあったかい」「おトキちゃんに気づかれないようにぐっと堪えたおタエさまが切ない」「朝ドラ名物立ち聞きをしてしまう三之丞さまが不憫だ…」など、雨清水家の面々の“複雑さ”にさまざまな声が寄せられていた。


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