元大阪府知事で弁護士の橋下徹氏が10月20日、情報番組『旬感LIVE とれたてっ!』(カンテレ)にコメンテーターとして出演し、月曜レギュラーのお笑いコンビ・ハイヒールのリンゴにツッコミを受けるシーンがあった。

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この日は立憲民主党の野田佳彦代表がリモートで出演。
首相指名選挙に向け、野党が統一候補を一本化できなかった経緯などについて、出演者たちと議論を交わした。

橋下氏は「野党がまとまらなかったのは考え方の違いのほかに、僕は安住さん(立憲民主党・安住淳幹事長)が非常に問題になったと感じています。いろいろ聞くところによると、野田さんに信頼を置いている国会議員は多いけど〝安住さんとはできないよ〟という国会議員がすごく多い」と明かした。

番組では、安住氏が10月14日の会見で、日本維新の会・共同代表の藤田文武氏を「藤田君」と君づけで呼び、国民民主党の玉木雄一郎代表を「玉木」と呼び捨てた場面のVTRを流した。その後、15日に行われた立憲・維新・国民の党首会談では、この件について藤田氏も玉木氏も安住氏の発言に疑問を示しながらも、笑みを浮かべるなど大人の対応を見せた。VTRでは野田氏が「すみません」と頭を下げ、「(安住氏は)行儀が悪いんだよ」と指摘する場面も紹介された。

橋下氏は「国会議員は大人だから藤田さんも玉木さんも、あのような対応をしています。僕があんな感じで言われたら、その場で大ゲンカ」と語り、「僕、民主党のある大臣と大ゲンカして以来、口をきかないことがありました」と過去のエピソードを明かした。

すると、リンゴは間髪入れずに「それは僕(橋下氏)が子供だからね」と橋下氏を揶揄。しかし橋下氏はリンゴの言葉を遮るようにして「だから大人の国会議員はあのように振る舞っているけど、内心、安住さんとは…」と言い、「立憲民主党をまとめ、自民党と対峙するには安住さんは力強いかもしれないけど、ほかの党と連携していくときには安住さんの態度、振る舞いは昭和型から令和型に変えてもらわないと難しいかな」と自説を貫いた。

橋下氏の発言を受け、野田氏は「そういう声があったということは、(安住氏に)伝えておきたいと思います」と述べ、こちらも大人の対応を見せた。

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