『世界の果てに、○○置いてきた』の第3弾『世界の果てに、くるま置いてきた』#5が、10月19日(日)21時より放送された。

【写真】令和ロマン・くるま、“今一番面白い芸人”を告白【9点】

『世界の果てに、○○置いてきた』シリーズ(通称・せかはて)は、著名人を世界の果てに置き去りにし、そこから垣間見える現地のリアルな様子や旅での触れ合いを通して、「人はなぜ旅をするのか?」「“人生”という旅の目的は?」という考えに迫るドキュメンタリーバラエティ。


シリーズ第3弾『世界の果てに、くるま置いてきた』では、お笑いコンビ・令和ロマンのくるまが、移動手段はローカル路線バスやヒッチハイクなどの基本陸路のみというルールの中、南アジア縦断を目指す。

#5では、突然の出会いからお宅訪問をさせてもらった大富豪の豪邸を後にし、インド国境に近いバングラデシュ北部の街を目指すことに。バスターミナルまでの三輪タクシーを手配してくれるなど、最後まで親切にしてくれた大富豪ファミリーに、「あなた達のことは忘れません」と感謝を込めたくるまは、「なんか俺…昔から思ってたんですけど、権力者が味方に付いてくれる」「相方もそうなんですけど。強いんだよな、周りの奴が」と、出会いに恵まれてきた自身の境遇をしみじみと語る場面もあった。

そして、北部方面に向かうバスの道中では、プライベートや騒動後の心境など、赤裸々な車内トークが展開。仲の良い先輩芸人として「国民的芸人のビスケットブラザーズ原田さん」と、お笑いコンビ・ビスケットブラザーズの原田泰雅の名を挙げたくるま。「今理論上は一番面白くて、天下取るべきなんですけど、体のサイズがデカすぎて今ルッキズムと戦っています」と尊敬を込めつつ、「毎回彼は言っています。ルッキズムと戦っているって」と繰り返した。

また、「自分の責任で自粛になって、退所は自分がしたかったわけではないですけど、全部繋がってそういうことになった」と、自粛や事務所退所後に抱いていた思いを明かす場面も。「自分が悪いのはもちろんだけど、こうなったらなったで、変化を受け入れる自分がいて…」と語ったくるまは、事務所退所後に周囲の人たちから「ショックですか?」などと言及されることも多かったと振り返った。

それに対して「そういう回路が全くない」と明言しつつ、「もう諦めてるけど、人に伝わらなくて。この理屈が全く誰にもないから、何を言っても極端に捉えられてると思う。
すごい落ち込んでると思われたり、逆に振り切ってハイになってると思われたり…」と、自身と周囲の受け取り方の違いに歯痒さを感じていたと打ち明けた。

その後、バングラディシュ中部にある主要都市・タンガイルで下車したくるまは、「初日に匹敵する冒険をした」と語る怒涛の1日を終えた。一夜明け、南アジア旅4日目、市内にあるクリケットスタジアムへと向かったくるまに、過酷は試練が待ち受けていた。

番組終盤では、過去シリーズに出演した西村博之(以下、ひろゆき)と、くるまの旅に同行する大前プジョルジョ健太ディレクターによる「緊急“ほぼ”生配信」を放送。ひろゆきから見たくるまの旅の印象や、初日の遭難騒ぎの裏話などが明かされる中、「くるまさんが寝坊が多い。それを撮れ高だと思ってニヤニヤしちゃう」と切り出したことをきっかけに、ディレクターがひろゆきから激詰めされる事態に。

寝坊について「そもそも謝る必要あるのかなっていう気もする」としたひろゆきは、「くるまさんが好きなように旅をするのを撮る、ある種ドキュメンタリー。どの時間のこのバスに乗りますって言って、乗れかなったとしてもそれはそれっていう旅」と持論を展開する。

これにディレクターが「でも、人を待たせちゃダメなんじゃないですか?」と返すと、「え!マジすか!?」と大げさに驚いたひろゆきが「じゃあ、ロケレポートを毎日(制作チームに)送らなかったプジョルジョさんは悪いなって思ってました?締切だいぶ過ぎてますけど、どう思ってるんですか?」と矢継ぎ早に追及。プジョルジョディレクターは、「確かに…一番人を待たせてました、今」とたじたじになって思わず苦笑いになった。

【あわせて読む】東出昌大が“ひろゆきの入浴”を見守るシーンに反響続出「サービスショットきた!」
編集部おすすめ