妻夫木聡主演のTBS系日曜劇場『ザ・ロイヤルファミリー』が絶好調だ。初回視聴率11.7%(ビデオリサーチ調べ、関東地区)を記録し、第2話も10.4%と安定した数字をマーク。
ドラマの中でも「本命」との呼び声が高い。原作は作家・早見和真氏による同名小説で、競馬の世界を舞台に、夢を追う人々の20年にわたる人生と絆を描くヒューマンドラマだ。

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「本作はJRA(日本中央競馬会)が全面協力していることから、武豊、今村聖奈、戸崎圭太ら現役ジョッキーも出演。視聴者からも『本物のレースを見ているようだ』と好評です。クライマックスは実際の有馬記念とリンクする形で放送されることが予想され、現実とドラマが交錯する演出にも注目が集まっています」(テレビ誌記者)

そんな中、10月24日にお笑いコンビ霜降り明星の粗品が自身のYouTubeチャンネルを更新し、「無期限活動休止のご報告」と題した動画を投稿したことが話題を呼んでいる。

「粗品は『体力の限界、金銭面の限界です』と真剣な表情で語り、長年続けてきた競馬企画『生涯収支マイナス4億円君』の引退を発表。馬券が外れた際に騎手たちに悪態をついたことについても謝罪していました。もっとも、この発表はこの時期の恒例行事。実際は『生涯収支マイナス5億円君』にリニューアルするための“儀式”だと思われます」(YouTubeライター)

さらに、動画では無期限活動休止を報告する流れで、粗品が『ザ・ロイヤルファミリー』に言及する場面があった。

「ドラマには同じ芸人のハナコ・秋山寛貴が厩務員役で出演しているため、粗品は『いつ出してくれるんやっていう。出せよ、ロイヤルファミリー俺をなあ』と声を荒らげていました。不満が出たのは単なる競馬好きだからというだけでなく、粗品は『ザ・ロイヤルファミリー』の原作本に帯コメントを寄せているんです。
『ラストシーンが巧妙! 自分が賭けているかのような興奮を覚えた』と熱のこもった推薦文を送っており、ファンの間でも“ドラマ出演あるのでは”と期待されていました。とはいえ、ドラマのテイストは感動系。馬主、生産者、調教師、厩務員、記者など多くの人が競馬に関わっていることが描かれていますが、唯一『馬券購入者』という視点だけはない。JRAとしても『スポーツ』としての視点で観てもらいたいのが本音でしょうから、“ギャンブラー粗品”はイメージにそぐわないのでしょう」(テレビ誌記者)

昨今のドラマでは、芸人が役者として出演するケースが目立つ。粗品にも大役が回ってくればいいが。

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