お笑いコンビモグライダーの芝大輔が、10月30日(木)にHMV&BOOKS SHIBUYAで自身初となる書籍『煙太郎』(KADOKAWA)刊行記念トークイベントを開催した。イベント前には囲み取材も行われ、初の著書や撮影秘話、さらに“色気”あふれる写真の裏話まで語られた。


【写真】芝大輔、加賀翔とのトークイベントショット【6点】

『煙太郎』は、22年間の芸人生活や日常の思いを綴った初の書籍。出版を提案された当初は「普段本を読むこともないので不安だった」と語った芝だが、「こんな機会がなければ一生出せない」と執筆を決意。発売から2週間が経過した今、「芸人仲間から『ありがとう』と連絡をもらいました」と反響を明かす一方、「相方のともしげさんからは特に何も言われていません。多分、読めないんじゃないかと(笑)」と笑いを誘った。

撮影を担当したのは、お笑いコンビ・かが屋の加賀翔。芝は「加賀くんとは昔からの仲。10年前、六本木の交差点でDVDのジャケット写真を撮ってもらった時は、信号が赤になると同時にど真ん中まで走って撮ってくれた」と笑顔で回想。「当時から『いい写真を撮るな』と思っていた。今ではデンゼル・ワシントンを撮るほどの腕前。そんな加賀くんが僕のために撮り下ろしてくれた」と感謝を述べた。

さらに本書の“色気ショット”にも話題が集中。加賀が「写真がエロ過ぎて死ぬって感想ばかり来る」と笑いながら明かすと、芝は「俺、エロ過ぎて死ぬって言われてるの!?」と爆笑。
「浴衣を脱ぐシーンなど肌が写っていて、暗く修正した」との裏話に「おばあさんみたいな体なのに」と自虐も交えて会場を沸かせた。

制作の裏側については、「最初は原稿用紙で書こうとしたけど、腹が立ってやめた(笑)。スマホで書いたけど文字数が分からなくて苦労しました」と笑いつつ、「自分を振り返るきっかけになった」と充実した表情を見せた。

最後に芝は「普段本を読まない人間が嘘偽りなく書きました。ぜひ読んでください。これが売れなければ続きもないので……正直に言います。本当に買ってください!」とストレートにアピール。会場は終始、笑いと温かさに包まれた。

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