10月24日から26日にかけて、東京・池袋にて日本最大級のハロウィンイベント「池袋ハロウィンコスプレフェス2025」(以下、「池ハロ」)が池袋の東口エリア広域にて開催。12年目を迎えた今年はあいにくの小雨模様の中、池袋サンシャインシティやイケ・サンパーク、中池袋公園などを中心に池袋一体がハロウィンのお祭りモードで賑わった。
「ENTAMEnext」では、3日間で16万人が池袋に集まった同イベントで特に注目を集めたコスプレイヤーに直撃し、撮影とインタビューを行った。

【写真】すりーぴんさんの弥海砂コスプレ撮り下ろしカット【9点】

今回、話を伺ったのは漫画『DEATH NOTE』の弥海砂に扮する、すりーぴんさん。コンセプトカフェを運営している会社で働きながら、コスプレイヤーとして活動する彼女は学生時代から変わらないという天真爛漫な「ザ・陽キャ」だった。そんな彼女の高校時代から現在までの規格外の破天荒エピソードを訊いてみた。

――普段は何をしているんですか?

すりーぴんさん 普段はコンセプトカフェの会社で働いています。キャストでもありますし、コンパニオンのお仕事もしています。

――ちなみにご年齢は?

すりーぴんさん 人間界の年齢は28で、ドラゴン年齢が777歳です。

――ん?(笑) ドラゴン?

すりーぴんさん 働いているコンカフェがドラゴンがコンセプトのシーシャBARなんです。そちらの世界では私、ドラゴンなんですよ(笑)。

――なるほど(笑)。では、本格的にコスプレを始めたきっかけを教えて下さい。

すりーぴんさん ちょっとリアルな話ですけど、働くようになってお金に余裕ができたのがきっかけです。
「好きなコスプレ、やっちゃおう!」って。

――やはり、お金はかかりますか?

すりーぴんさん かかります!今日の衣装は全部で3万円弱くらいですけど、これまでで一番お金がかかったのは、『ホロライブ』の夏色まつりちゃんのアイドル衣装ですね。友達にゼロからオーダーメイドで作ってもらったので、10万円くらいかかりました。なかなか衣装がなくて、パーツも何もない状態から作ってもらったので。いつもお世話になっている感謝の気持ちも込めて、「それくらいは払わせてほしい」って。

――今日はなぜミサミサのコスプレを?

すりーぴんさん 本当は、一緒に来ている友達が『呪術廻戦』のキャラクター(冥冥)をやる予定だったので、私も合わせて別のキャラ(憂憂)をやるつもりだったんです。でも、衣装が届かなくて……。それで、手持ちの衣装の中から、同じジャンプ作品ということでミサミサにしました。

――今日の完成度は、ご自身で採点すると何点でしょう?

すりーぴんさん うーん、前髪もやり直したし、かなり良いんですけど、デスノートを持ってくるのを忘れちゃったので……80点ですね(笑)。あれがあれば100点でした!

――ちなみに学生時代はどんな性格でしたか?

すりーぴんさん もう、このまんまです。めっちゃ明るい“破天荒の子”でした。

――何か象徴的なエピソードがあれば教えて下さい。


すりーぴんさん 友達と一緒に「青春がしたい!」って話になって。少女漫画みたいに、食パンをかじりながら登校したかったんです。でもうちは自転車通学だったので、チャリに乗りながら食パンをくわえて登校しました(笑)。私は服が汚れるのが嫌だったので素焼きでしたけど、友達はハムを乗せてましたね。

あとは、ハロウィンだからなにかしたくて、カバンが指定じゃなかったので、高校にランドセルを背負って登校しました(笑)。先生には「何これ?」ってちょっと引かれましたけど、「ハロウィンなんで」って言ったら「ふーん」で済みました。もう、私の奇行にはみんな慣れてたんです(笑)。

――大人になってから、何か奇行に走ったことはありますか?

すりーぴんさん うーん……会社でバニーガールを着させられたことですかね。うちの会社がバニーガールのコンカフェも運営しているので、「新作のバニースーツの着心地を確かめて」って言われて。そのままの格好で普通に仕事してました。

――バニーガール姿でデスクワークを(笑)。

すりーぴんさん そうです。
めちゃくちゃ真面目なオフィスで、みんなが後ろで真剣に仕事してる中、私はその姿でTikTokを撮ってました(笑)。すごく良い会社ですよね。

――では、これから挑戦したいことや、大きな夢があれば教えてください。

すりーぴんさん 「東京ゲームショウ」の公式コスプレイヤーになりたいです。今年はコンパニオンとして参加させていただいたことはあるんですけど、公式のコスプレイヤーとしてあの舞台に立ちたいです!

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