NHK連続テレビ小説『ばけばけ』に遊女・なみ役で出演中のさとうほなみが、11月4日に放送されたNHK『あさイチ』に出演した。

【写真】遊女・なみ(さとうほなみ)がヘブンの女中に?『ばけばけ』第27回【5点】

番組冒頭、MCの博多華丸・大吉のふたりに挟まれる形で登場したさとうは、なぜか苦笑いしながら視線を泳がせている。

大吉から「知らないところで、オーディション落ちてます? 女中オーディション」と振られると、さとうは「そうなんです」と、笑いながら涙をぬぐう“泣きまねポーズ”を見せ、華丸は「あの感じ、何か決まったって感じでしたよね?」と訝しむようにようにコメントした。

直前に放送された『ばけばけ』第27回でのことである。松江中学の英語教師として招かれたヘブン(ドミー・バストウ)は花田旅館に泊まっているが、宿の主人・花田平太(生瀬勝久)と折り合いが悪く、旅館を出て家を借りると言い出す。

松江中学に赴任し、ヘブンの通訳も兼ねる錦織友一(吉沢亮)は、ヘブンの身の回りの世話をする女中を探すことに。すると島根県知事の江藤安宗(佐野史郎)は「どっちもできる女中がええわねえ」と、つまりは昼だけでなく夜の世話もする女性を探すよう、錦織に指示したのだった。

この話を聞きつけ、気合いが入ったのが遊女・なみである。ヘブンと面会したなみは、夜のことだけではなく昼の家事もできるとアピール。持参した手作り弁当をふるまうと、ヘブンは「オイシイ!」と気に入ったようで、女中はなみに決まりかと思われたが…。

その後、夕食時に松野家を訪れた錦織は、なぜかトキ(高石あかり)に、「ヘブン先生の女中になってほしい」と頼むのだった。

こうした急展開があったため、『あさイチ』では「オーディション落ちた」というトークになったわけだ。弁当が決定打になると思われた“オーディション”で、なみは落選してしまったのだろうか。

華丸は「ムシ入れました? ムシ」と、先週の放送でヘブンが糸こんにゃくを虫と勘違いし驚いた場面を引き合いに出し、さとうを笑わせた。
果たして誰が女中になるのか。5日放送回で落着するのだろうか。

【あわせて読む】朝ドラ『ばけばけ』制作統括が絶賛する、高石あかりの演技力「演技が自然すぎて撮影が止まった」
編集部おすすめ