【関連写真】「泣ける」の声が続出の『ザ・ロイヤルファミリー』【5点】
10月12日に初回が放送された同作は、世帯平均11.7%で好スタートを切ったが、第2話以降は徐々に数字を落としていた。競馬サークルというやや特殊な題材を扱っているため、離脱する視聴者も少なくなかったとみられるが、ここにきての視聴率回復にはどのような要因があったのだろうか。
視聴者からは「目黒蓮がやっと本格出演始まった!」「めめ(目黒の愛称)待ってたよ」と、この日から本格的に登場したアイドルグループ・Snow Manの目黒蓮を歓迎する声が多い。
ナレーションとして初回から登場していた目黒の本編出演については、放送前からアナウンスされていた。本人も「とても重要な役どころ」と語っていたが、詳細はドラマ本編で明かされる形といなっていた。
その正体が明らかになったのは、2日に放送された第4話でのこと。「ロイヤル」の冠を持つ競走馬の馬主・山王耕造(佐藤浩市)は、とある病院に入院中の女性を見舞う。その行動を確認していたロイヤルヒューマン社の競馬事業の担当秘書・栗須栄治(妻夫木聡)が院内ですれ違った、眼鏡をかけた物静かな青年を演じていたのが目黒だった。この時点では役名などは伏せられていたが、物語が大きく動いたのがラストシーンだ。
目黒演じる青年がくだんの女性患者の息子であることが判明。さらに、山王の隠し子疑惑を報じる週刊誌記事が出るなど、物語は風雲急を告げる。このため、第5話から目黒が本格登場することが予想され、視聴率が2.0ポイント上昇するV字回復を見せたとみられる。
第5話では目黒が演じる中条耕一という大学生が競馬研究サークルに所属していることが明らかに。山王はかつて深い関係にあった耕一の母・美紀子(中嶋朋子)の死後、自身と血のつながった耕一に経済的支援を申し出るが、耕一はこれを拒否したのだった。
視聴者からは「やっぱりさすが! 表現力が抜群」「セリフも表情もかっこいい」など、目黒の演技を称賛する声がSNS上に溢れている。
「物語の鍵を握る男」の登場で、第6話以降のストーリーはどう動くのか。視聴率はさらに上昇するのか、期待したい。
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