昨年、26年ぶりに衝撃のグラビア復帰を果たし、今年10月に発売した最新写真集『AROUND』も話題を呼んでいるかとうれいこ。クラリオンガール、アサヒビールイメージガールなど、キャンペーンガールとして一世を風靡、90年代のグラビアシーンをリードした彼女に、デビュー当時やグラビアで多忙だった日々を振り返ってもらった(前後編の後編)。


【写真】大人の魅力が溢れるかとうれいこの撮り下ろしカット【11点】

――芸能界に入ったきっかけを教えていただけますか。

かとう きっかけはスカウトです。もともと芸能界に興味はありましたが、どうやって入るのか分からなかったので、漠然と憧れているだけで、特に自分からアクションを起こすことはありませんでした。

――具体的にやってみたい芸能活動はあったのでしょうか。

かとう 小さい頃から『ザ・ベストテン』を見ていて、松田聖子さんや中森明菜さんの直撃世代なので、80年代のキラキラした音楽が大好きでした。だから所属事務所の社長さんに「どういう活動をしたい?」と聞かれた時も、「歌手活動をやってみたいです」と答えました。

――グラビアを始めることになった経緯は?

かとう アイドルも女優も、まずはグラビアをやるのが登竜門という時代だったので、芸能活動に水着撮影はセットというか、必然的にやるものという感覚でした。プライベートではビキニを着たことがなかったので、多少の抵抗感はありましたけどね。

――かとうさんは89年にクラリオンガール、91年にアサヒビールイメージガールに選ばれて瞬く間に売れっ子となり、様々な雑誌のグラビアに引っ張りだこととなります。

かとう 本当に忙しい毎日だったので、どれだけ自分が誌面に出ているのかリアルタイムで確認する暇もなかったんです。入れ替わりで撮影していましたね。海外ロケに行く時も、一度に数社分の撮影をしていましたから。
とにかくグアムやサイパンに行くことが多かったのですが、今よりも便数が多かったので、夜中に日本を立って、朝方に着いて撮影をするみたいなスケジュールでした。

――そんなに忙しくて、体調管理は大丈夫でしたか。

かとう 当時は食べられる時に食べなきゃ、という感じでした。今考えると恐ろしいですが、撮影の前に焼肉を食べていましたからね(笑)。そういう日の撮影は顔がパンパン……。というのも遅い時間だと、やっているお店が焼き肉屋さんくらいだったんです。ジムやエステなどに行く時間もなくて、仕事をこなすだけで精一杯で、睡眠を優先していました。

――グラビア中心の生活はどのくらい続いたんですか。

かとう 実は3年くらいとそんなに長くないんですよ。90年に念願だった歌手デビューもしましたし、ドラマ出演やバラエティのレギュラー番組もありましたからね。結果的にマルチに活動させていただきましたが、私としては、いただいた仕事をやるだけ。自分から「あれがやりたい。
これがやりたい」と言うよりも、与えられた仕事に全力で取り組んでいました。その中でも、ファンの方と直に会えるライブが一番楽しかったですね。先日の写真集発売記念イベントにも、ライブに足を運んでいたファンがいらっしゃって、当時のチケットを持ってきてくださった方もいました。「また音楽活動をやってください」という声もいただいています。

――かとうさん自身は今後、音楽活動は考えているんですか。

かとう まだ何も考えていないんですが、昨年はパワーコーラスのイベントに参加しましたし、何か形にできることがあればいいなという気持ちはあります。

――2001年に結婚を機に芸能活動を休止しますが、その時点で復帰は考えていましたか。

かとう 復帰の可能性はないと思っていました。テレビの世界は移り変わりが早いですし、新しい方もどんどん出てきますから、そんなに甘くないなという気持ちでした。

――「グラビアレジェンド」と呼ばれることについてはどう思われますか。

かとう 良い時代にデビューさせていただいたというタイミングもあるので、自分の中では意識していませんが、大勢の方が知ってくださった場所でもあるので、とても大切な場所です。

――今後はどんな活動を考えていますか。


かとう 具体的にどうこうというよりも、いろいろチャレンジしていきたい気持ちはあります。旅行が好きなので、プライベートでも仕事でも、いろいろな場所に行ってみたいですね。

――今後もグラビアを続ける気持ちはありますか。

かとう オファーがあれば、もしかすると……そんな感じですね(笑)。

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【前編】かとうれいこ、26年ぶりグラビア復帰を後押しした「同世代の女性が見ても素敵と思える写真を」
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