AKB48のメンバーで、現在はソロアーティストとして活動中の岡田奈々が、11月12日に自身3作目のアルバム「Unformel(アンフォルメル)」をリリースする。音楽活動も3年目にさしかかり、一貫して全ての楽曲で作詞をしてきた。
最新のアルバムや音楽活動に込めてきた思い、作詞や作曲という創作への意欲までたっぷりと語った。(前後編の後編)

【写真】3rdアルバム「Unformel」を発売した岡田奈々の撮り下ろし【12点】

――岡田さんのソロデビューからの楽曲やジャケ写の変遷を見ていると、アーティストとしてのイメージが柔らかくなったような印象もあります。

岡田 柔らかくなったとは、よく言われます。ソロとして活動が始まった頃は、心の中のリミッターを解き放つような勢いがありました。でもだんだんとストレスから解放されていって、もっと人の心に寄り添えられるような曲も届けたいなって素直に思えるようになりました。

――そうした心境の変化には、何かきっかけがあったのでしょうか?

岡田 平和に過ごせるようになったんですね。アイドル時代は毎日が目まぐるしくて、感情の起伏がすごかったんですよ(笑)。本当によく泣いて笑って。競争も激しかったし、自分を成長させてくれた大切な時間でしたが、(今は)激しい変化がなくなって穏やかになりました。

――一方で、AKB48時代にはドラマや舞台も経験してきました。今は音楽活動に集中していますが、音楽以外の活動への興味は?

岡田 お芝居とダンスについては、実は苦手意識が抜けなかったんです。でも、歌だけが唯一、苦手とは思わずに「楽しい」「好き」という気持ちが先に来て、前向きに取り組めたんです。
だから、私にとっては歌が一番自然に取り組める表現なんだと思います。

――その、音楽好きになれた原体験を人生で挙げるなら?

岡田 やっぱり、アニメでしょうか。私の人生、常にアニメがそばにあって、何歳になってもアニメとアニソンに癒されてきたので。最近も「薫る花は凛と咲く」や「光が死んだ夏」にハマって…アニメの主題歌を歌うことも夢ですね。

――すると、岡田さんがアニメで好きなジャンルは。

岡田 それが、両極端なんです(笑)。ピュアすぎる展開の作品と、えぐい展開になる作品、どっちにもハマりがちです。「鬼滅の刃」も「チェンソーマン」も、もちろん沼にハマりました。

――一貫して作詞をしてきて、さらに今作では作曲も手がけていますが、普段は音楽には、どう向き合っていますか。

岡田 日常で、好きな音楽を聴いている時は「仕事モード」にしたくなくて、日々の癒しとして純粋に楽しんでいます。

――2023年の秋にアーティストとしてデビューして、毎年アルバムをリリースしてきました。全曲作詞を続けるのも、並大抵ではできないと思います。


岡田 もちろん毎回苦労はあります。ライブもありがたいことに続けてきました。でもアーティストとして好きなことだけやっていくわけにもいきませんから、しばらく封印してきた苦手なダンスも頑張らないといけないですね。

――アーティストとしてのこれからのビジョンや、挑戦していきたい音楽は。

岡田 格好よさと可愛さ、どちらも追求していきたいです。「爆裂ロンリーガール」(M3)のような、ボカロ曲風のスピード感ある曲が好きなので、もっと歌っていきたいですね。

――そして、今年の11月7日に28歳になりました。AKB48でデビューしてから13年になりますが、ずっと音楽を続けてこられました。

岡田 もうそんなに経ったんですよね(笑)。中学3年生でAKB48でデビューして、もう人生の半分を芸能界で過ごしてきました。いつも支えてくださるファンの方には本当に感謝しています。これからも自分らしい表現を追求し続け、様々なことに挑戦していきたいです。
ぜひ見守っていていただけたら嬉しいです。

プロフィール
〇岡田奈々(おかだ・なな)1997年11月7日、神奈川県出身、大阪府生まれ。2012 年にAKB48第14期生として加入。2017年から2022年3月までSTU48を兼任。2023 年4月2日にAKB48を卒業し、同年11月7日アルバム「Asymmetry」でソロデビュー。2024年11月27日に2ndアルバム「Contrast」をリリースした。

【作品情報】
岡田奈々 3rd Album『Unformel』
CD Only 税込3,500円
CD+フォトブック 税込5,700円
CD+Blu-ray 税込5,700円

【前編】岡田奈々が語る3rdアルバム『Unformel』誕生の裏「メロディーが本当に降って来た」
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