11月29日と30日の2日間にわたり、東京・池袋のサンシャインシティで開催されたコスプレイベント「acosta!@池袋サンシャインシティ」。快晴の池袋で行われた会場には、キャラクターに扮したコスプレイヤーやカメラマン、そして“推しレイヤー”との交流を楽しむファンが集まり、終日にぎわいを見せていた。
「ENTAME next」では当日会場で注目を集めたコスプレイヤーさんに直撃インタビューと撮り下ろしの撮影にも応えてもらった。

【写真】涼宮さくらさんの戦争の悪魔(ヨル)コスプレ撮り下ろしカット【8点】

今回話を伺ったのは、漫画『チェンソーマン』より、戦争の悪魔(ヨル)のコスプレをしていた涼宮さくらさん。2025年にアイドルデビューを目指しているという彼女はこの日がイベント初参加なのだとか。元看護師の彼女がアイドルを目指す理由を訊いてみた。

――よろしくお願いします。

涼宮さん 取材なんて嬉しいです!人生で2回目!

――以前はなんの取材を?

涼宮さん 1年前くらいなんですが、『月曜から夜ふかし』という番組で取材されたことがあって。私の友達が「今年買って良かったもの」に対して「鼻」と答えたシーンが切り抜き動画で拡散されてバズったんですよね(笑)。

あのときは友達がインタビューされて私は横で笑っていただけだったので……(笑)。今日は私が取材していただけてとっても嬉しいです。

――では改めて。本日のコスプレを選んだ理由とこだわりがあればを教えて下さい。

涼宮さん レゼと迷ったんですけど、寒いのでやめました(笑)。
目が特徴的なキャラクターなので、アイラインをつり目にしたり、下まつげを端っこから描いたりして、目の形を真似するようにメイクを頑張りました。

――コスプレ自体、最近始められたそうですね。

涼宮さん 実はイベントに参加するのは今日が初めてです。もともと姉が有名なコスプレイヤーで。

そう語る彼女の姉は、SNSで「垢抜けがすごい」と話題になったコスプレイヤーのレイラさん。姉の姿に影響を受け、コスプレの世界に足を踏み入れたという。

涼宮さん 前に姉と2人で『【推しの子】』の星野アクアとルビーのコスプレをしたときに「撮影って楽しいな」って思ったんです。最近もスタジオでレゼの撮影をしました。

――お姉さんとはすごく仲が良いんですね。

涼宮さん 仲良いですよ。最近もコスプレの服を貸したりしました。お姉ちゃんが有名なので、自分もSNSを伸ばして、いつか一緒に活動ができたらなっていう思いもあって自分も頑張ろうと思っています。


――来年アイドルとしてデビューされるための準備期間だそうですね。様々な活動をされている中で、なぜアイドルになろうと思ったのでしょうか?

涼宮さん 実は、将来「アイドルをプロデュースしたい」という夢があるんです。その夢を叶えるためには、アイドルの経験値や知名度が必要だと思っています。地元で看護師として働いていたんですが、「若いうちしかできないことを今のうちにやろう」と。

――アイドルとして、どんな存在になりたいですか?

涼宮さん 看護師の時もそうだったんですけど、私、人の役に立つのがすごく生きがいなんです。人のためになることが、自分の人生のテーマというか、すごく大事にしていること。アイドルで言えば、例えば「この子が頑張ってるのを見て感動した」とか「モチベーションになった」「明日から仕事を頑張れる」とか。そういう風に、ファンの方に元気を与えたり、その人の中の強い印象に残るアイドルになりたいです。その人の人生にとって、良い影響を与えられるような“光”になりたいんです。

――なぜそう思ったのでしょう。

涼宮さん 私自身、もともと全然垢抜ける感じでもなく、アイドルになれるなんて思ってもいませんでした。そんな自分が今こうして夢に向かっている姿を見せることで、色んな人に夢を与えられるようになれたら嬉しいなって思うんです。


――最後に、来年の抱負を教えてください。

涼宮さん アイドルとして万バズしたいです! この年齢でアイドルをやるからには、絶対に結果を出したい。本気なんです。まずはSNSでたくさんの方に知っていただくことから始めて、知名度をつけたいと思っています。

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