11月29日と30日の2日間にわたり、東京・池袋のサンシャインシティで開催されたコスプレイベント「acosta!@池袋サンシャインシティ」。快晴の池袋で行われた会場には、キャラクターに扮したコスプレイヤーやカメラマン、そして“推しレイヤー”との交流を楽しむファンが集まり、終日にぎわいを見せていた。
「ENTAME next」では当日会場で注目を集めたコスプレイヤーさんに直撃インタビューと撮り下ろしの撮影にも応えてもらった。

【写真】Re:BONさんの飢餓の悪魔コスプレ撮り下ろしカット【10点】

今回話を伺ったのは、漫画『チェンソーマン』より、飢餓の悪魔のコスプレをしていたRe:BON(リボン)さん。「学生時代は陰キャでした」と控えめな性格の彼女だが、“推し”との出会いで勉強に目覚め、「TOEIC満点」の才女だった。そんな彼女にコスプレやこれからのことを訊いてみた。

――今日のコスプレで特に気に入っているポイントはありますか?

Re:BONさん ウィッグです。元は肩につくぐらいの長さだったんですけど、ウィッグセットは苦手ながらも自分で頑張って切って、原作に近づけられたので、すごく気に入っています。

――逆に、これからもっと伸ばしていきたい部分はどこでしょう。

Re:BONさん アイメイクかな。特につけまつげをつけるのが苦手なので、もっと上手になりたいです。自分のコスプレに納得していなくて、「まだ伸びしろあるぞ」って思っています。

――普段からメイクはあまりされないんですか?

Re:BONさん ほとんどしなくて基本的には地味な格好で過ごしていますね。だから、コスプレをしている時とプライベートでは見た目もテンションも全然別人かも。
普段はもっと陰キャです(笑)。

――コスプレするとテンションが変わる?

Re:BONさん 違いますね。キャラクターを通して色々な人と交流することで、普段の自分だったらできなかったような友達もできました。すごくいい交流の形だなと思っています。

――「普段は陰キャ」とのことですが、学生時代はどんなタイプだったのでしょう。

Re:BONさん 学校にいる時は、ドア側の後ろから3番目ぐらいの席にいるような……めっちゃモブ…。

――これまでの人生で「これは頑張ったな」ということがあれば教えて下さい。

Re:BONさん 勉強ですかね。人生で初めてできた推しが外国の方で、十数カ国語を話せるんですよ。その方にに憧れて、「私も英語を頑張ろう」と決めて勉強に身が入りました。そこから英語がすごく好きになりました。今は外国語の学部で毎日楽しく勉強しています。


――推しの影響で勉強を。

Re:BONさん その方のおかげで、英語の勉強はかなり頑張れましたし、結果的にいいところまで行けたので、それが一番の武勇伝かな。

――「いいところまで」というと、具体的には。

Re:BONさん TOEIC満点で、英検は準1級です。

――満点ですか!? 1日にどれくらい勉強されていたんですか?

Re:BONさん 1日10時間はやるようにしていました。テキストを解くだけじゃなくて、映画を観たりしながら、無理のない範囲で英語に触れるようにしていました。

――それだけの英語力があれば、街で外国の方に話しかけられても大丈夫ですね。

Re:BONさん 聞いたり読んだりするのは得意なので、言っていることは分かりますし、簡単な英語で案内することもできます。でも、私、人見知りなので自分から困ってそうな人に声をかけることはできないんですよ……。話しかけてもらえれば、全然大丈夫なんですけど(笑)。

――英語以外に趣味や特技はありますか?

Re:BONさん 昭和歌謡を歌うことです。

――昭和歌謡のどんなところに惹かれますか?

Re:BONさん 歌詞にすごく気持ちがこもっている曲が多いなという印象なんですよね。
この間、松田聖子さんのライブに行きましたよ!一番好きな歌手は岡田有希子さんです。

――最後に、コスプレなどを通して、新しく見つかった夢や目標があれば教えてください。

Re:BONさん 今はまだ難しいですけど、いつか公式レイヤーとしてお仕事をいただくのが夢ですね。好きなものを仕事にして、それで食べていけるって、すごく偉大なことだと思うんです。それができるのはありがたいことだし、私もやってみたいなって。そのためにはまず、フォロワーを増やすことを頑張ります。

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