11月29日と30日の2日間にわたり、東京・池袋のサンシャインシティで開催されたコスプレイベント「acosta!@池袋サンシャインシティ」。快晴の池袋で行われた会場には、キャラクターに扮したコスプレイヤーやカメラマン、そして“推しレイヤー”との交流を楽しむファンが集まり、終日にぎわいを見せていた。
「ENTAME next」では当日会場で注目を集めたコスプレイヤーさんに直撃インタビューと撮り下ろしの撮影にも応えてもらった。

【写真】唄さんのナヒーダ人生初コスプレ撮り下ろしカット【7点】

この日がイベント初参加で、『原神』のナヒーダのコスプレに着替えたばっかりの唄(うた)さん。毎日3~4時間ゲームに没頭する12歳の彼女が人生初めてのコスプレ撮影とインタビューに挑戦。初々しい緊張感を漂わせながらも、活動を支える家族の温かいエピソードまでお届けする。

――よろしくお願いします!緊張しますよね(笑)。

唄さん 今日がコスプレイベントへの参加が初めてなのでとっても緊張しています。

――お家でコスプレをしたことはあったんですか?

唄さん 何キャラか家でやってみて、今日、覚悟を決めて来ました。

――『原神』のナヒーダを選んだ理由はなんでしょう。

唄さん 『原神』にハマっていて、中でもナヒーダが最推しだからです。

――1日にどれくらいプレイするんですか?

唄さん 3、4時間ぐらいです。学校から帰ってからと、お風呂入った後はずっとしているかもしれないです。宿題はほどほどに(笑)。


――もともとゲームは好きだった?

唄さん 『あつまれ どうぶつの森』とか『Minecraft』にハマったりして、ゲームは元々好きでした。『原神』はやり始めたころはちょっと難しかったんですけど、やっていくうちに「楽しいな」と思って。気づいたら1年続いてました。

学校が終わると、寄り道もせずに一目散に帰宅。部活動もやっていないため、帰ってからの時間はゲームとコスプレメイクの練習に捧げられるという。

――今日はなぜ「アコスタ」に参加しようと思ったんですか?

唄さん 実は小学3年生のころからコスプレをやってみたかったんです。でも親から「まだ早い」って止められていて。中学生になってやっと許してもらったので今日はお父さんと一緒に参加しました。でもあまり寝れず、朝4時に起きて準備してきました(笑)。

――どんな楽しみ方をしたい?

唄さん カメラマンさんに撮影してもらいたいですし、コスプレイヤーさんと交流もしてみたいなって思っています。特に『原神』のキャラのコスプレをしている方とはお話してみたいです。

――楽しみですね!それにしても初めてとは思えないクオリティです。
準備も大変だったんじゃないですか?

唄さん 一番大変だったのは、メイクとウィッグのセットです。特にメイクは普段まったくしないのでYoutubeでコスプレメイクについての動画を探してナヒーダのコスプレメイクをやっている人を見つけたので参考にしました。「いいな」と思ったものをひたすら真似しています。3時間くらい練習することもあります。

――衣装やウィッグ、メイク道具も揃えるのはお金がかかりますよね。お小遣いから?

唄さん お父さんが買ってくれました(笑)。

この質問に、隣でインタビューを見守っていたお父さんが答えてくれた。

「娘が小学3年生の頃から『コスプレをやりたい』って言っていて、中学生になったからそろそろ良いかなと。『これが欲しい!買いたい』って言われれば、ねぇ(笑)」

――金額を見て驚きませんでしたか?

お父さん (笑)。でも、そこまで高いやつではなく、2、3着買っても1万ちょっとぐらいでした。しっかりした装飾が付いているものだと「Switch2」が買えるくらいぐらいするんでちょっと驚きましたね。最初から飛ばしてもね。
これで本人が楽しんで、もっとやりたいってなれば、グレードアップしてもいいかなと。

――素敵なお父さんですね!

唄さん はい(照)。

――今日コスプレイヤーとしてデビューを飾りましたが、今後の目標はありますか?

唄さん いつかスタジオを借りて作品撮りとかしてみたいなって思っています。そしてコスプレ仲間が増えたらいいなって。目指せ100人!(笑)

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