俳優の武田鉄矢が12月10日、スペシャルキャスターを務める情報番組「サン!シャイン」(フジテレビ系)に出演し、中国海軍について私見を述べた。

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この日の放送では、中国海軍の空母から発艦した戦闘機が自衛隊機にレーダー照射した問題をめぐり、中国軍が艦載機の発着艦訓練について自衛隊側に事前通知したとする音声データをインターネット上で公開した件について報じた。
番組では、中国海軍の空母から発艦する戦闘機の映像も流れた。

この問題について、武田は「つまらないことですけどね」と前置きし、「私、1つだけ、いつも思うんですけど、中国海軍はアメリカ海軍が好きなんですね。だって、あの空母から発艦する戦闘機を見てください。(米映画の)『トップガン』を観ているみたいで」と述べた。

メインキャスターを務める俳優の谷原章介が「まあ、まあ、まあ、まあ」と武田に自制を促したが、「あ~そうかな~?個性が全くないんですよ」と主張を曲げない。コメンテーターとして出演した元朝日新聞記者でキヤノングローバル戦略研究所・上席研究員の峯村健司氏が「(中国海軍はアメリカ海軍に)すごく憧れを持っている」と同調すると、武田は「憧れを持っていますよね。そこらあたりが(中国海軍の)弱点じゃないかなと思うんですよ。見つけていきましょう、弱点を。我々で」と締め括った。

武田の発言について、ネット上では《やっぱりいいところつくね。武田鉄矢さん「中国軍はアメリカ軍に憧れている」は秀逸でしょ?》《これ、1番中国にぶっ刺さるやん》などと支持する声もあれば、《「トップガンを観ているみたい」チャイナが喜ぶことを言う老人》《なんなんだ、この超テキトーな発言は》といった反論もあがった。

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