お人形さんのような美少女姿が話題となった2児の父親でタレントの谷琢磨が、整形のビフォーアフター画像を公開して反響を呼んだ。これに限らず、昨今では芸能人やインフルエンサーらの“カジュアルな整形カミングアウト”が増加している。


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谷は12月1日付の自身のXで、「【悲報】猫さんにかまって欲しくて近づくも、コタツとして認識されてしまう」というコメントと共に1枚の写真を投稿。ゴスロリ系のドレスをまとった金髪の美少女のスカートに猫が潜り込んでいるというユニークな写真だったが、この“美少女”の正体が「48歳の男性」だとわかると、ネットに衝撃が走った。

コメント欄では「可愛いなあと思いプロフィールを見に行ったら脳バグりました。『男性48歳』2025年度で一番驚きました」「性別は別にいいとして、48歳にびっくり!」「ほえ~、とんでもない美人さんや」「リアル女性の私よりも女性らしい姿をしてる…」などと、驚きと称賛の声が続出。48万件以上の「いいね」が寄せられ、インプレッション数(表示回数)が1.7億回を超えるなど大バズリした。

谷は雑誌の撮影で女性モデルの代役を務めたことをきっかけに、私生活でも女装姿で過ごすようになり、テレビ番組の女装コンテストで優勝したこともある。2人の小さな娘を持つパパでもあり、幼稚園の送り迎えなども女装姿で行くのだという。

この衝撃が収まらぬなか、谷は6日に「どうもお父さんです!もちろん整形しています!笑」とサラッと整形を公表。「おすすめの施術、やらないほうがよい施術、ご興味あれば教えますね!身体は何もしていないので詳しくないです(手の甲の血管だけ取りました)」ともつづり、整形前と整形後のビフォーアフター画像を公開した。

これに対して、ネット上では「確かにお父さん顔からお姉さん顔に変わってる!」「整形前から可愛らしいですが、整形後はメイクがご自身のお顔にバッチリ似合っててより可愛らしいです」「手の血管を取る手術があることに驚き」「元からかわいいし、お父さんめっちゃ正直で好き」などといった反響が寄せられている。

12月10日には、原宿系インフルエンサーのしなこがInstagramのストーリーズで「クマ取り整形」の手術を受けたことを報告。「実はしなこ、めちゃくちゃクマが酷かったんだけど…数ヶ月前にクマ取り手術をしました」などとつづり、手術当日から術後数日間の経過を写真で紹介。
手術から1カ月後の無加工ショットも公開し、「見比べると印象が全然違う!本当にやってよかった!」と率直な思いを明かした。

しなこは過去にも、美容整形クリニックで頬こけ解消のためのヒアルロン酸注入や、肌の透明感などをアップするという「IPL光治療」「イオン導入」といった美容メニューを受けたことを明かしており、そうした施術の公表に抵抗がないようだ。

また、日本テレビ系の人気バラエティ番組『月曜から夜ふかし』でおなじみの「フェフ姉さん」の相方として知られる多田さんも、整形手術の公表で話題を集めている。Instagramのフォロワー数が20万人を超えるインフルエンサーとして注目される彼女は、これまで整形手術を繰り返してきたことを明かしていたが、先日も5度目となる目元の整形手術を予告した。

多田さんはInstagramのストーリーズで、「猫目が流行ったりタレ目が流行ったり」「流行り廃りって一瞬だから、二重切開みたいな戻れない選択は勢いでしないでね、約束」と整形を考えている人たちに呼びかけつつ、自身の目元について「二重埋没→二重埋没→二重切開→二重切開→NEW二重埋没予定です」と、これまでの手術履歴と今後の施術予定を報告した。過去には、鼻やおでこ、あご、唇などの整形、顔の脂肪吸引といった手術を受けたことを明かしており、美を追求する姿に共感を抱いているフォロワーは少なくない。

このように、近年はタレントやインフルエンサーらが整形をオープンにするケースが増加している。一昔前であれば、整形手術を受けた有名人の大半はそれを隠すのが当たり前だったが、その風潮が大きく変化したといえるだろう。

公言するようになった理由としては、整形手術が以前と比べてポジティブなイメージになったことが第一に挙げられる。整形に対して「本人がそれで前向きな気持ちになれるのなら悪いことではない」といった考え方が広まり、理解を示す人が増えたことで、カミングアウトしやすくなったのだろう。

整形は依然として賛否ある話題ではあるが、カジュアルに手術を公表する有名人の増加により、世間の認識も徐々に変化していくのかもしれない。

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