12月15日に放送されたNHK連続テレビ小説『ばけばけ』第56回で、レフカダ・ヘブン(トミー・バストウ)が金縛りに苦しむ場面が描かれた。

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毎朝、苦しみながら起きるヘブンを心配した松野トキ(高石あかり)は、お祓いを受けることを提案するが、英語でどう説明すればいいのかがわからない。
錦織友一(吉沢亮)から英訳を聞き出すと、

「レツツ ゴウツ エクソスズミ」「エクソシジミ イズ ジャパニーズ セレモニー アト テンプル ツ リムーブ ゴースト ザット ポツセシング…」

(お祓いに行きましょう。お祓いは取り憑いている幽霊を除去する、寺で行う日本式の儀式です)と、たどたどしい英語で説明した。ヘブンの教え子である正木清一(日高由起刀)の紹介で、とある寺の住職による祈祷を受けることになる。

その住職を演じたのは伊武雅刀。『ばけばけ』に続いて放送された『あさイチ』では、MCを務める博多華丸が「元々スネークマンショーですからね」と、伊武について言及。相方の博多大吉もうなずきながら「我々はこうやって会話できるんですけど、鈴木さんは世代間の…」と鈴木奈穂子アナに振る。鈴木アナはきょとんとした表情で「すいません、ちょっと…」と、話を把握できていない様子を見せた。

華丸が突然口にした「スネークマンショー」とは、1975年に放送作家の桑原茂一とラジオDJの小林克也が結成したコントユニット。TBSラジオの音楽番組『スネークマンショー』『それゆけスネークマン』などを手がけ、76年末には当時主に声優として活動していた伊武が参加。曲間に行われた先鋭的で過激なコントが話題となった。

80年代に入るとイエロー・マジック・オーケストラのアルバム「増殖」に参加したり、自らのアルバムをリリースするなどブームは加速。当時の中高生だった世代にとっては、なんとも懐かしいユニット。
ドンピシャの世代だった華丸と大吉は当時親しんでいただろうが、1982年生まれの鈴木アナは知らなくても不思議ではない。

X(旧Twitter)では一時トレンド入りし、「スネークマンショーのLP笑いながら聞いてた」「スネークマンショー久しぶりに名前聞いた。懐かしい」「スネークマンショーって何のこと?」と、世代によってさまざまな反応がみられた。

スネークマンショーは80年代半ばにはフェードアウトしてしまったが、その後散発的に再活動を行い、代表的なコントは現在、CDやサブスクリプションサービスで聴くことができる。

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