歌手でタレントの後藤真希が、大ヒットした写真集『flos』(講談社)の未公開カットや最新の撮り下ろしで構成されたデジタル限定写真集『「flos」thanks edition』をリリースすると発表した。先行カットの美しさなどが反響を呼び、40歳の2児のママとは思えない“現役アイドル感”に、あらためて注目が集まっている。


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デビュー25周年を記念した写真集『flos』は昨年11月に発売され、これまでにない刺激的なカットが収録されていることがわかると爆発的に売り上げを伸ばし、近年の写真集では異例となる10刷を達成。現在も売れ続けるロングセラーとなり、デジタル版の売り上げも「電子写真集日本歴代1位」(メディアドゥ調べ)を記録した。

新たにリリースされる電子版限定写真集『「flos」thanks edition』は12月25日に発売予定。多くのファンから寄せられた「アザーカット版を発売してほしい」というリクエストに応える形で制作が実現した。厳選された未公開カットに加え、9月に40歳の誕生日を迎えた後藤の“最新の姿”が撮り下ろしで収録される。

公式SNSなどで表紙や先行カットが公開されると、ネット上では「40歳とは思えない美しさ、さすがだね!」「若作りじゃなくて若い」「こんな40歳なかなかおらんで」「モー娘。時代より、今のゴマキに一番魅力を感じる」などと歓喜と称賛の声が集まった。

後藤は1999年、13歳でモーニング娘。に3期メンバーとして加入。いきなりセンターに抜擢されたシングル『LOVEマシーン』がグループ初のミリオンセラーとなり、鮮烈なデビューを飾った。2002年にグループを卒業し、以降はソロやユニットで活動する一方、私生活では2014年に一般男性と結婚して2人の子どもをもうけた。


女性タレントは子供をもつと「ママタレ」枠に移行するケースが多いが、後藤はほとんどママ感を出さずに「現役アイドル」路線を突き進み、その一つの集大成が39歳の時にリリースした先の写真集『flos』だった。

同写真集に掲載された珠玉のカットたちは、アラフォーとは思えない透明感にあふれ、ルックスもスタイルもほれぼれするほどのパーフェクトな仕上がり。アイドル時代と変わらないビジュアルを見せつけた一方、大人になったからこその色気もあり、魅力がより進化した印象となっていた。

結果、後藤は現在40歳の2児のママでありながら、いまなお「現役アイドル」感がバリバリという稀有な存在となっている。今年5月に開催されたファン向けの1泊2日沖縄バスツアーは、参加費用が高額(2名1室で7万9800円、1名1室で8万9800円/交通費別途)だと話題になったが、「ゴマキと会えるならむしろ安い」「ファンサが神なので値段以上の価値がある」として申し込みが殺到。まさに「現役アイドル」的人気があるからこその現象だといえるだろう。

結婚・出産後もアイドル路線を貫いたことで、同じ元モーニング娘。でママタレとして大活躍している藤本美貴辻希美とは異なる、独自のポジションを確立。そのことが、現在の支持の厚さにつながっているともいえる。

その美貌は男性ファンだけでなく、女性層からも「ゴマキみたいにキレイになりたい」「あの透明感にあこがれる」と羨望のまなざしを向けられている。その影響で後藤は女性向けの美容系メディアに登場する機会が増加。とくに透明感を高めるスキンケア法が注目され、美容誌で後藤は「最適成分を選んで朝晩シートマスク」「くすみは大敵だからピーリングはマスト」「小顔と中顔面短縮はシェーディングで」「栄養補助のサプリはクリニック系を選んで」などと美肌の秘訣を語っていた。


年齢を感じさせない圧倒的な美貌とスタイルで男女双方から支持され、人気タレントらしからぬ気さくな人柄でもファンから愛されているゴマキ。今回の限定写真集がまたヒットすれば、前作の刺激を超える新作写真集の発売につながる可能性もある。「奇跡の40代」とも呼ぶべきビジュアルで今後も現役アイドル路線を進み、グループ時代を超えるほどの“ゴマキ旋風” を巻き起こしてくれそうだ。

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