NHKは12月17日、大みそかに行われる第76回NHK紅白歌合戦のゲスト審査員7名の顔ぶれを発表した。

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スポーツ界からはサッカー元日本代表で現在はJFLアトレチコ鈴鹿に所属するキングカズこと三浦知良、今年9月に史上最年少の19歳3カ月でパラリンピックと四大大会すべてを制覇する「生涯ゴールデンスラム」を達成した車いすテニス男子の小田凱人が選出された。


また、声優として初めて文化功労者に選ばれた野沢雅子と、2024年に出版した『なぜ働いていると本が読めなくなるのか』が「第2回書店員が選ぶノンフィクション大賞2024」および「新書大賞2025」を受賞した文芸評論家の三宅香帆氏も名を連ねた。

さらに、来年のNHK大河ドラマ『豊臣兄弟!』で、豊臣秀長役として主演を務める仲野太賀、今年上期の連続テレビ小説『あんぱん』でヒロイン・朝田のぶ(今田美桜)の夫・柳井嵩(北村匠海)の母・登美子役を演じた松嶋菜々子、そして現在放送中の下期の朝ドラ『ばけばけ』でヒロイン・松野トキ役を務める高石あかり(高=はしご高)が選ばれている。

なお、朝ドラ『あんぱん』でヒロインを務めた今田美桜が初の、大河ドラマ『べらぼう~蔦重栄華乃夢噺~』で九郎助稲荷役と語りを務めた綾瀬はるかが6年ぶり4度目の紅白司会を、有吉弘行・鈴木奈穂子アナウンサーと共に務める。

このように、NHKの両看板ドラマである大河と朝ドラの主演・ヒロインが紅白の司会者や審査員に選ばれるのは恒例だ。昨年は、朝ドラ上期『虎に翼』のヒロイン・伊藤沙莉と下期『おむすび』ヒロイン・橋本環奈がともに司会を務め、今年の大河『べらぼう~蔦重栄華乃夢噺~』の主演・横浜流星は審査員に名を連ねていた。

高石は、審査員決定を伝える「NHK紅白歌合戦」の公式Xに対し、泣き顔の絵文字3つを重ねて喜びを表現。紅白でも明るく元気な審査ぶりを見せてくれそうだ。

『ばけばけ』では今週、ついにトキがヘブン(トミー・バストウ)に怪談を語って聞かせるシーンがスタート。今後、どのような怪談が披露されるのかにも注目が集まっている。

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