「参加したおぢ達があまりにも楽しそうすぎて“これもう福祉だろ”」――12月18日、X上で公開されたある動画が大バズリしている。映っていたのは、元HKT48の田中菜津美が開催したバスツアーの様子。
動画は公開直後から拡散され、アイドルファンを中心に注目を浴びている。

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「田中はHKT48の1期生として加入し、愛称は『なつみかん』。48グループでは初の2000年生まれメンバーで、明るい性格と頭の回転の速さからグループ内でも『一番のMC力』と評されるほどトーク力に定評がありました。2016年にHKT48の7thシングル『74億分の1の君へ』で初の表題曲選抜入りを果たすと、2017年のAKB48選抜総選挙では50位、2018年の世界選抜総選挙では63位にランクイン。2020年のグループ卒業後は福岡を拠点にテレビやラジオ番組、イベント出演、企業アンバサダーなど幅広く活動しています」(アイドルライター)

田中は12月13~14日に 1泊2日でファン向けのバスツアーを企画しており、拡散された動画はこのツアーの模様だとみられる。動画を観た芸能ライターが言う。

「参加者はおよそ50人、その多くが中高年以上の男性でした。動画では田中本人が横にいるにもかかわらず無心でタバコを吸う参加者の姿や、田中が参加者の高齢男性のあごを“よしよし”とさする微笑ましい場面も。夜の宴会の様子は、さながら町内会の忘年会のような和やかさ。また、田中が参加者の部屋を訪問するとCPAPという睡眠時無呼吸症候群の治療機器を顔に装着して寝ていたり、翌朝の朝食後にお腹いっぱいになったのかバスではぐっすり眠る人も…。ファンとアイドルというより、祖父と孫の家族旅行という雰囲気でしたね」

映像を見た人たちからは、「ファンとアイドルのお手本の様な距離感が素晴らしい」「新しい介護の形!アイドル介護いいね」といった感想が飛び交っている。

「推し活は若者文化と思われがちですが、最近ではシニア世代にも浸透し、推しを応援することが日常の楽しみや生きがいになっている人も少なくありません。
貯金を優先するよりも、“今を楽しむために使う”という価値観が広がり、イベントや遠征に積極的に参加する人も増えています。田中も自身のファン層をしっかり把握しているようで、ファンクラブには月額4280円のシニアプランとして『月1回1分の生存確認電話』『月2回の安否確認LINE』といったサービスが盛り込まれています」(前出・芸能ライター)

田中のバズリ動画をきっかけに、“福祉系アイドル”という新たなジャンルが確立されていくかもしれない。

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