フリーアナウンサーの古舘伊知郎が1月5日、YouTubeチャンネルのショート動画を更新し、2026年4月から徴収される“独身税”(子ども・子育て支援金制度)について私見を述べた。

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古舘は「独身税、今年4月からスタートについて」と切り出し、「全く話にならんと思っています」と断じた。
続けて「例えば年収800万円の人がいるとして、その人は月あたり767円徴収される。収入によって開きは出てきますけれども、医療保険に上乗せして徴収されるから、取られているのだか、取られていないのだか、わからないような状態から始まると思いますけどね。(国は)非常に取りやすい」と説明した。

さらに「おかしくないですか?この独身税というのは」と憤慨し、「みんなが結婚するように、そして子どもができるように、少子化を食い止めるためにやろうという大義があるわけでしょ」とした上で、「全然、少子化を食い止めることは事実上できませんよ」と語気を強めた。

少子化の根本問題については、「皆、わかっているように根本問題は男が結婚しないで独身のまま、女が結婚しないで独身のまま、これがすごく多いということですよね。無婚、結婚しない、あるいは晩婚。結婚してもだいぶ経ってからなので子どもはつくらないとか、そういうことが増えているから少子化が全く止まらないわけですよ」と指摘した。

次に諸外国の少子化対策に触れ、「フランス、ノルウェーなどを見れば、わかりやすいですよね。子どもが生まれたら、結婚している、結婚していない、婚姻制度などに関係なく、国が子どもを育てる役柄だと、徹底的に医療とか教育に関して国が面倒を見るから、少子化がある程度のところで止まった」と評価。

一方で日本については、「日本は全く少子化が止まってないわけですよ。いまだに生まれた家で育てるという保守的な考えが続いているから、無婚化、晩婚化に歯止めがかかっていない。その根本にメスを入れて子どもは国が育てるという思想の入れ替えをやらない限り、少子化は止まらないわけです。
だから変な案」と“独身税”導入を強く批判した。

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