「日本一えっちな幼なじみ」というインパクトのあるキャッチコピーで活動する宮越虹海。俳優とグラビアの二足の草鞋を履き、活動10年目にして初のヌード写真集をリリースした。
「チャンスを逃し続けた10年」と語る彼女が、覚悟を持って臨んだ新たな挑戦。その胸中を聞いた。(前後編の後編)

【写真】「日本一えっちな幼なじみ」宮越虹海の撮り下ろしカット【7点】

――先日、初のヌード写真集をリリースされました。X(旧Twitter)での宣伝活動の中では、これまでの芸能活動を「チャンスを逃し続けた10年」と表現されていましたが、ご自身の中では葛藤があったのでしょうか?

宮越 「うまくいきそうなところで折れる」みたいなことの連続だったんです。初めは、オーディションを受けた「ミスiD」ですね。自分ならいけるんじゃないかって少し思い上がっていた部分があったんですけど、結果はファイナリスト止まり。周りには個性が強くて自分をしっかり持っている子たちがたくさんいて、完全に力負けしました。ファイナリストという肩書きはもらえましたが、それで仕事が増えるわけでもなく、悔しい思いをしましたね。

――その後、YouTuberとしても活動されていた時期があったとか。

宮越 セクシー系のYouTuberをチームでやっていました。それがある動画で約100万回再生とバズって。チャンネル登録者数も22万人まで伸びたんです。


――すごいですね。そこから飛躍できたのでは?

宮越 同じチームの人との間で私がやりたい方向性と、チームが私に求めている方向性にズレを感じたんです。自分の至らないところや体調不良もありYouTuberは引退して、SNSの更新も一度止めたんです。

――辛い経験でしたね…。

宮越 他にも、雑誌の誌面オーディションでファンの方の応援があっても他の子に押し負けてしまったり、いいところまで行ってもチャンスを掴みきれないことが多かったです。Xのアカウントも一度凍結されて、ファンの方との繋がりが薄れてしまった時期もありました。

――そんな苦悩の10年を経て、初写真集でヌードに挑戦されました。

宮越 ずっと「紙の写真集を出したい」という夢があったんです。ただ、ヌードとなると「女優業の幅が狭まってしまうんじゃないか。清純派としては売れなくなるんじゃないか」など葛藤がなかったわけではありません。でも、自分の体をすごく気に入っているし、今までずっと隠してきた部分でもあるので「見せるならこのタイミングかもしれない」と感じたんです。少し悩みましたけど、一度「やる」って腹を括ったら、そこからはもう楽しくなりましたね。


――撮影現場の雰囲気はいかがでしたか?

宮越 本当に楽しかったです!緊張は全くて、むしろ服を着ていなくていい状態が解放的で、ずっとニコニコしながら撮影していました。

――ご自身の体の「ナチュラルで生々しい」部分を、武器として捉えられているのが素敵です。

宮越 ありがとうございます。人によっては「太い」「胸が小さい」と言ってくる人もいますけど、そういうコメントは全然気にならないです。「蕎麦屋に来てるのにパスタを出せって言われてる」みたいな気持ちになるんですよね。

――面白い例えですね(笑)。

宮越 もちろん、スタイルのいい子を見て「羨ましいな」と思うことはありますけどね。でも、その体とチェンジしたいかと言われたらそれは違う。私は私でいたいんです。

――写真集の撮影を通して、何か新しい発見はありましたか?

宮越 「私ってこんな表情するんだ」って思いましたね。今までDVDで自分の動いている姿を見ることは多かったんですけど、今回はコンセプトをしっかり決めて「こういう絵にしてほしい」という自分の意志を持って撮影に臨んだんです。それが思った以上にうまくいって、出来上がったデータを見たら、裸なのになぜか顔に目が行くようなカットがたくさんあったんです。


――表情に惹きつけられる、と。

宮越 そうなんです。「すごいいい顔してるな」「自然に楽しんでるな」っていうのが伝わる写真が多かったです。解放的になって、こういう表情が出たのかもしれないなと思いました。

――(笑)。自信作になったわけですね。この写真集をきっかけに、今後の活動をどう展望されていますか?

宮越 まずは、今の自分の活動範囲を超えていきたい気持ちがあります。ヌード写真集を出したことによって、私のことを知ってくれる人の幅も広がるんじゃないかと期待しています。そこから、映画やドラマといったお芝居のお仕事に繋げていきたいという気持ちが強いです。グラビアもお芝居も、ずっと長く続けていきたい大切なものなので。

――最後に、宮越さんが目指す理想の俳優、グラビアアイドル像を教えてください。

宮越 自分が活躍することで満足したいというよりは、私のことをずっと応援してくれている人や、新しく知って好きになってくれた人が、元気になってくれたらいいなって、シンプルにそう思うんです。
その人の人生が、私を知ったことで少しでも豊かになったら、こんなにうれしいことはないです。みんなのことを元気づけられるグラドル、そして俳優でありたい。それが私の目標です。

▼宮越虹海(みやこし・ななみ)
1997年10月17日生まれ、千葉県出身。「日本一えっちな幼なじみ」のキャラクターで注目を集めるグラビアアイドル。「劇団さかさまのあさ」所属。25年12月20日には1st写真集『幼なじみ、脱ぎました。』(新欠片)を発売。

【前編】「日本一えっちな幼なじみ」宮越虹海が芸能界に足を踏み入れた原点「突出した武器がないから生々しい」
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